普段は特に気にすることなく捨ててしまうペットボトルの「フタ」。実は日常生活はもちろん、アウトドアでも大活躍するお役立ちアイテムに変身します。今回は、ペットボトルのフタの意外な活用法をご紹介。ぜひ捨てずに実践してみてください。
アウトドアでも便利な計量スプーン代わり
まずはペットボトルのフタを軽量スプーンとして使う方法から。ペットボトルのフタのギリギリまで液体を入れると約7mlとなります。フタを閉めるためのスクリュー線の一番上のラインまで入れると約5ml。500mlのペットボトルのフタでも、2Lのものでも同じです。
計量スプーンの小さじが5cc、大さじが15ccとなっているので、スクリュー線まで入れれば小さじ、フタのギリギリまでを2杯分で大さじと覚えておくといいでしょう。キャンプやバーベキューのときに軽量スプーンが見つからなくても、飲んでいたペットボトルのふたを使って調味料の分量を計れます。使い捨てにできるのもいいですね。
パスタを測るときにはフタを使おう
パスタの量を測るときもフタが便利。フタにパスタをいっぱいにはめ込んだ量が約140gとなり、男性の1人前くらいの量になります。
女性は90~100gぐらいがちょうどいいという方も多いので、少し減らすと良いでしょう。例えば女性3人であれば、フタいっぱいの量を2つ用意すれば約280gになるのでピッタリですね。
ペットボトルのフタで安全に料理の下ごしらえ
小さいお子さんは大人がすることに興味津々。お手伝いをさせてあげたくても包丁など危ないものばかりで、何をさせてあげたらいいのか悩みがち。そんな時に役に立つのがペットボトルのフタです。
人参やごぼうなど、野菜の皮を剥くのにペットボトルのフタが使えます。やり方は、野菜にフタの内側を少し押しあててスライドするだけ。手を傷つける心配もなく、お子さんも楽しくお手伝いができます。小さいお子さんとも、キャンプで一緒に楽しくカレーが作れますね。
他にも、面倒な魚のウロコ取りが皮むきの要領でおこなえます。しかもとれたウロコはキャップ内に残るので、そのまま捨てられて大変便利。包丁を使うよりよっぽど簡単にできるので料理の時短にもなります。釣り上げた魚をその場で捌くときなどに使ってみてはどうでしょうか。