2023年10月11日に、日産は新たな車中泊のカタチを提案するモデル「キャラバンMYROOM」を発表するとともに、期間限定の特別仕様車として「キャラバンMYROOM Launch edition」の受注を開始。そして、ようやく2024年2月から順次納車が始まります。
木のぬくもりが憩いになる居住空間
それに先立ち、2024年2月2日〜5日の4日間で開催中のジャパンキャンピングカーショー2024に日産がキャラバンMYROOMを出展。『部屋ごと出かけて憩うクルマ』をコンセプトに、日産が新しい時代に提案する、新しいくつろぎの空間をキャラバンで実現。車中泊やワーケーションといったバンライフが多様化するなか、これまでにない新しいカテゴリーのクルマを目指したのがMYROOMです。
注目は、木目をふんだんに使うことでクルマの内装感を徹底的に排除し、シンプルでミニマルなデザイナーズホテルのような洗練された空間を実現。そのレイアウトは、ベッドとテーブルを組み合わせることで、リビングルームモードやベッドルームモード、ダイニングルームモードのそれぞれの空間を自在にアレンジすることができるのです。
2タイプのベッド展開でシートアレンジも簡単
2列目の2 in 1シートは、用途に合わせて簡単にシートアレンジすることができ、自動車業界初のシートの表裏で硬さが異なるクッションパッド構造を採用。乗車移動時はシートとして程よい硬さの座り(乗り)心地を追求しており、駐車時に後部座席側に反転させて使用する際は、柔らかなソファーのような座り心地を提供してくれます。また、バッグドアを開ければ、車内で自然の景色を楽しみながら寛ぐことも。さらに車中泊用のベッドは、折りたたみベッド、MYROOM跳ね上げベッドの2パターンから選択することができ、どちらもヘリンボーン生地を使用し、シンプルながらもリッチなクオリティを表現しています。
MYROOMの跳ね上げベッドは、ワンアクションで展開できるのが魅力。手を離してもしなやかに倒れてきて、手を挟むことなくベッド展開させることができます。折りたたみベッドは2分割となっているため、自由なアレンジが可能です。
ほかにもスライドテーブルは、好きな位置で固定したり、取り外したりすることができ、用途に合わせて活用できます。2 in 1シートやスライドテーブルをアレンジすることで、まるでお部屋にいるかのようなリラックスした時間を過ごすことができます。