北陸・中部エリアでレンタル品充実の「手ぶらで行けるキャンプ場」。その第二弾にあたる今回は、バーでお酒を楽しめたり、ホテルビュッフェが味わえたりと、手ぶらかつ「大人の楽しみ」があるキャンプ施設をご紹介します。キャンプに不慣れなビギナーもテント設営不要の常設テントサイトや手厚いサポート付きのグランピング施設で、大人のアウトドアを楽しみましょう。
ホテル並みの清潔感が嬉しいキャンプ場
【施設名】Foresters Village Kobitto 南アルプスキャンプフィールド(山梨県北杜市)
「Foresters Village Kobitto 南アルプスキャンプフィールド」は、南アルプス甲斐駒ヶ岳の麓にあるファミリー向けのオートキャンプ場です。1万3000坪の広大な敷地を有しながらも、利用できるのは1日40組のみという贅沢さで、キャンプ場が混みあうシーズンでもゆったりと過ごせます。
敷地内にある共用施設の清潔さや使いやすさも好評で、コインシャワーやコインランドリー、シャワートイレなど、アウトドアに不慣れな子どもも安心して過ごせる設備が揃います。
期間限定で開設される「常設サイト」では、テント・タープ・テーブル・椅子・シュラフ・ランタンなどの基本設備が設置されており、食材などを持参すれば気軽にキャンプを楽しめます。不足するアイテムは、ラインアップ豊富なレンタル品や売店で賄うことも可能です。
消耗品や地元のお酒、ワインなどは、敷地内の売店でも購入できますが、クルマで15分ほどの場所に道の駅があります。ここでも食材調達ができ、便利です。
【データ】
■住所:山梨県北杜市武川町柳澤3802
■営業期間:3月中旬~年始(2023年は1月10日まで)
ホテルのモーニングビュッフェが楽しめる
【施設名】休暇村 越前三国(福井県坂井市)
「休暇村 越前三国」は、国の名勝・天然記念物に指定されている東尋坊の近くに位置するリゾート施設です。ホテルの敷地内にキャンプ場が設けられ、「ホテルならではのサービス付き」で楽しめるキャンププランを提供しています。
たとえば、土日限定4組の「手ぶらでキャンプ ロッジ型テントプラン」では、キャンプに必要な道具や備品、食材すべてをホテルが準備してくれるほか、テントやタープも設営済みで片付けも不要という手厚さ。
夜はホテルの温泉で体を癒やし、テント泊を楽しんだ翌朝はホテル内での朝食ビュッフェを満喫できるので、キャンプに不慣れな初心者でも安心して挑戦できます。小さな子どもがいてテントの設営や道具の準備、食材の買い出しが難しいファミリーにも利用しやすいプランといえるでしょう。
夏には本館の目の前にあるファミリープールも利用が可能(別料金)。設営や後片付けが不要なため、限られた時間でたくさんのアウトドア体験ができるのもうれしいポイントです。
【データ】
■住所:福井県坂井市三国町崎15-45
■営業期間: 3月~12月上旬営業(2022年は12月4日まで)