ぱぱっと簡単にできて、満足度の高いキャンプ飯といったら、やっぱり鍋料理。ファミリーでわいわい鍋を囲むのはもちろん、ソロでしっぽり、というのもいいですよね。

アウトドアで楽しむなら、調味料をあれこれ揃えて自作するよりも、市販の鍋つゆを上手に活用したいところ。そんなときに頼れるのが、使い勝手が良くて、本格的な味が楽しめると評判の鍋つゆ2種です。

ボンゴレ風のつゆで鍋としゃぶしゃぶのいいとこ取り

エバラ食品の「なべしゃぶ」シリーズは、素材のうまみが活きているしっかりとした味わいが魅力のしゃぶしゃぶつゆ。香味油を加えたことで、さっと具材をくぐらせるだけで味が絡む、つけだれいらずのスグレモノです。

これまでに「柑橘醤油つゆ」など4種が販売されていましたが、今年、新たに登場したのが「なべしゃぶ あさりと帆立の貝だしつゆ」です。

あさりと帆立のほか、ムール貝も加えた3つの貝のうまみをベースに、ガーリック油の芳醇な風味がプラスされています。

さらに、白ワインやハーブがさわやかに香り、隠し味にはアンチョビを使用。魚介の豊かなうまみが口いっぱいに広がる、洋風テイストのつゆに仕上がっています。

しゃぶしゃぶとして、肉や野菜をお好みでつゆにくぐらせて食べるのはもちろん、先に千切りキャベツやきのこ類を入れて煮立たせてから、肉で巻く食べ方もおすすめです。

肉だけでなく、刺身のしゃぶしゃぶもパーティー感が増して盛り上がること間違いなし！　ぶりや鯛、サーモンなどお好みの刺身を用意したら、あとは鍋の中でさっと泳がせるようにして口の中へ。表面にまとったガーリック油のパンチの効いた味わいと、刺身ならではの生の食感のコントラストが絶妙です。

具材のうまみがしっかり出たスープは、パスタと合わせるのにもぴったり。しゃぶしゃぶつゆの残りに水を適量加え、沸騰したところに半分に折った乾麺のパスタをそのまま入れ、かき混ぜながら表示より少し長めにゆでてください。ほかには、カリカリに焼いたバゲットを浸して食べるのも、ガーリックトースト風の味が楽しめて手が止まらなくなります。