キャンパーそれぞれの独自視点から、オススメのキャンプ場を紹介するリレー連載企画。神戸でアウトドアカフェ「Rokko Beaver’s Nest」を経営する、松田聖子さんの第1回目は、ススキ草原で有名な曾爾高原にあるキャンプ場「そに木霊リゾート~TAWA~」。
信州の山育ちで、アウトドア業界でのキャリアも長い松田さん。現在は、山小屋風のカフェを経営する傍ら、アウトドアイベントもいろいろと主宰、年に2回は定例で仲間たちと盛大なキャンプを楽しんでいる、根っからのアウトドア好き。
ソロキャンプも好きで、ふと「キャンプがしたい」と思いついたら、速攻で行き先を決め、爆速でパッキングして、1時間後には目的地に向かってクルマを走らせているという達人です。
ふと思いついてググってみたら、よさげなキャンプ場発見
「とくに予定のない休みの前日、やっぱりキャンプに行きたいなぁと思ってスマホで検索してみたら、なんだかよさげな雰囲気のキャンプ場を見つけたんです」と松田さん。
「温泉が近いのもいいし、山歩きもできそうな立地だし、平日で予約も取れるみたいだし、即決で行くことにしました」
サイトからは鎧岳・兜岳の不思議なシルエットが見えていて、神秘的な雰囲気がステキです。
「ソロだったので、装備は必要最低限のシンプルな構成。食事もあまり凝らずに簡単に準備しましたけど、山が見える風景のなかで泊まるだけで充分楽しいんです。
このキャンプ場がある曽爾村は、〝日本で最も美しい村〟連合に登録されているステキな里山。なだらかで優美な曽爾高原のススキ草原が有名ですが、向かい側にそそり立つ鎧岳・兜岳の勇壮な姿も、山好きにはたまらないですね」