森を学びながら体験できる快適キャンプ場

　　

京都丹波高原国定公園内、天若湖畔に広がる自然豊かな森林公園「京都府立府民の森ひよし」。マイカーなら京都市内から約1時間、公共交通機関でも、JR山陰本線日吉駅から市営バスで15分とアクセスのいい施設です。

128ヘクタールもの広大な敷地のなかには、設備の整ったオートキャンプ場のほか、キャビンもあって、テントやキャンプグッズを持っていなくても、心地よい森に囲まれた自然環境のなかで、アウトドア活動が気軽に楽しめます。

　　

　　　

レンタルグッズも各種揃い、クルマ1台が乗り入れ可能なデイキャンプ専用のサイトもあるので、まずは日帰りキャンプから始めてみたいビギナーにも最適。

　　

　　　　

敷地内には、豊かな森の自然を手軽に楽しめる「散策の森」、植物や生き物の観察ができる「観察の森」、キャンプ場やキャビンなどがある「森の広場」といったエリアがあります。

約7000平米の広大なドッグランも人気で、愛犬と共に泊まれる専用のキャンプサイトもあります。

森の資料館「森遊館」では、森林のはたらき、森にすむ昆虫や生き物など、森にまつわるさまざまな情報を展示で紹介し、閲覧できるライブラリーも。大人も子どもも、ともに楽しく学べる施設です。

そして、実際に「森」の魅力を体感できるアクティビティとして人気が高いのが「ツリークライミング」。毎月第一日曜日に定期開催されています（事前予約制）。

　　

　　　　

鳥の視点で世界を見晴らす特別な体験

　　　

ツリークライミングとは、専用のハーネス「サドル」と、専用ロープを使用して、高い樹に登るレクリエーション。「ツリークライミングジャパン」の有資格インストラクターが、けがや事故のないよう、安全に指導してくれます。

　　

　　　

1人1人、サドルをしっかり着実に装着してもらい、登り方のレクチャーを受けて、いざ樹上へとクライミング。

高い樹上から垂らされたロープにぶら下がりながら、自分の力だけで、てっぺんまで登っていきます。なかなか大変なチャレンジですが、それだけに登り切ったときの達成感は格別。そして、樹上からはこれまで見たことのない景色が広がり、まるで鳥やリスになったような気分が味わえます。

サドルは座るような形で体重を支えてくれるので、疲れたらそのまま休憩できます。それぞれが自分のペースで楽しめて、樹や森との一体感が味わえるのがこのスポーツの醍醐味。空中に設置されたハンモックのような「ツリーボート」でくつろぐひとときは、登り切った人にしか味わえない、極上の体験です。

　　

　　　　

下りてきたときには、登らせてくれた樹に感謝の気持ちがわいてきます。樹とふれあい、自然と親しみ、森の恵みを満喫する、思い出深い一日となるでしょう。

　　

【データ】

■住所：京都府南丹市日吉町天若上ノ所25

■営業期間：通年営業

■URL：http://forest-hiyoshi.jp/