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ショップ店員に聞く! イチ推しキャンプギア【WILD-1 越谷レイクタウン店】大人気シュラフ「オーロラ」のWILD-1別注モデルが狙い目

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • カラフルなラインアップが並ぶシュラフ
  • 田邉尚也さん
  • WILD-1越谷レイクタウン店
  • NANGAの「オーロラ STD」
  • NANGAの「オーロラ STD」
  • NANGAの「オーロラ STD」
  • NANGAの「オーロラ STD」

たくさんのキャンプ道具と日々接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目しているおすすめ製品を紹介していただくシリーズ。今回は、WILD-1越谷レイクタウン店のキャンプ担当、田邉尚也さんに、「秋冬シーズンにおすすめのシュラフ」をテーマに、注目のアイテムを選んでいただきました。

ダウンのコストを抑え、購入しやすい価格を実現

キャンプでの睡眠を快適にするためにはシュラフ選びが大切です。寝心地はもちろんですが、使うシーズンによっては暖かさ(保温性)がとても重要なポイントになります。ただ、保温性に優れたシュラフは、どうしてもやや高価になる傾向があります。

そこで、田邉さんがおすすめするのが、NANGAの「オーロラ STD」です。「NANGAはキャンパーにとって憧れのブランドですが、価格は少しお高めです。そこで、WILD-1の別注モデルとして販売しているのがSTD(スタンダード)なのです」(田邉さん)

「オーロラ STD」は、通常のオーロラが持つ大きな特徴である「防水透湿生地」はそのままに、オーロラよりもローコストなダウンを使用することで価格を抑えているそうです。

対応温度などの性能も十分なレベルで価格も魅力

「ダウンの性能はフィルパワー(FP)という数値で表されるのですが、この値が少し小さい素材を使っています」(田邉さん)。フィルパワーというのは羽毛のかさの高さを示していて、数値が高いほどよく膨らみ、軽量で高品質と言えます。通常タイプのオーロラの人気モデル「オーロラ ライト」が「760FP」、この「オーロラ STD」は「650FP」となっています。

では、どれだけ違うのか、それぞれの製品の対応温度を確認すると、「オーロラ ライト 450DX」では快適使用温度が0℃、下限温度が-5℃となっていて、別注モデルの「オーロラ 450STD」は、快適使用温度が2℃、下限温度が-3℃と、それぞれ2℃の違いがあります(モデルによってこの温度は異なります)。しかし、この差は、一般的なキャンプ用途では全く問題のないレベルだと言えそうです。

なお、販売価格は「オーロラ ライト 450DX」が4万7300円、「オーロラ 450STD」が3万2780円(ともに税込)となっています。確かに、価格面では「オーロラ STD」の魅力が際立っています。

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