大きな台風が通り過ぎた2023年9月9日(土)~10日(日)、「WIND PARADE’23」が開催されました。幸い雨は降らず多くの音楽ファン、アウトドアファンがその時間に酔いしれました。場所は、埼玉県の秩父ミューズパーク野外ステージ。この屋外フェスの魅力を2回にわたりお伝えする記事の今回は後半です。
昨年誕生したできたてのフェス
WIND PARADEは昨年スタートしたばかりなので、「知る人ぞ知る」感がまだまだあるイベント。後日、ロック好きの知り合いにこのフェスに行ったと話したところ、豪華メンバーの出演に驚き、うらやましがっていました。
今年から2日間開催となり、出演するミュージシャンも倍増。さらに多種多様な音楽を楽しめるようになりました。昨年も豪華メンバーでしたが、今年も両日のトリを務めた、フィッシュマンズ、サニーデイ・サービスをはじめロックファンがうなるミュージシャンが集いました。
2日間の開催でテント泊が可能に
前述の通り、今年から2日間の開催となったので、会場には大きな変化が生まれました。テント泊が可能となりキャンプサイトが誕生したのです。
今回、私は泊まれませんでしたが、早い時間からテントを立てている人の姿も多く、初日の昼過ぎにはカラフルなテントがサイトを埋め尽くしていました。
キャンプサイトは会場からも近いので、音楽を聞いたあとにテントでちょっと一休みもできます。アウトドアにもぴったりの時期に開催されるというのもポイントです!
フードも充実、秩父名物もたくさん
また、昨年から進化したように感じたのがフード。1年目だった昨年よりも、出店店舗が明らかに増えて、行列のできる人気店もちらほらありました。
秩父にゆかりのある料理も多く、名物わらじカツなども提供されており、埼玉や秩父の味を楽しめる場所でもあります。
秩父といったらイチローズモルト
秩父と聞いて、お酒好きの人なら思い出すのがイチローズモルト。種類も豊富でプレミア感たっぷりのウイスキーが人気ですが、ズラッとイチローズモルトを並べているお店がありびっくりしました。
秩父の豊かな自然のなかでいただく一杯は最高! 地元のお酒を楽しめるというのも、こういった野外フェスの大きな魅力です。