厳しい冷え込みや耐えがたい暑さがない春は、キャンプデビューにぴったり。はじめてのキャンプを計画している人も多いはずです。そこで今回はキャンプ初心者向けに、1日の過ごし方をご提案します。あたたかな陽射しや、みずみずしい草花など、この時期ならではの魅力をたっぷりと満喫しに出かけましょう。
【AM8:00】花見シーズンは朝イチ到着を目指して出発
春キャンプにはさまざまな醍醐味がありますが、この時期の目玉はなんといっても「お花見」です。桜で有名なキャンプ場は早い時期から予約でいっぱいになってしまいますが、予約不要のキャンプ場なら、開花直前からの計画でも間に合います。
とはいえ、同じ狙いのキャンパーも多いので、花見シーズンは大変混み合います。ベストポジションを確保するには、朝イチの入場がベスト。アーリーチェックインを利用して早い時間に入るなどの対策を講じましょう。
【AM9:00】チェックイン前にスーパーへ買い出しに!
出発前に、キャンプ場周辺で食材調達に使える施設をチェックしておきます。このとき、営業時間を忘れずに確認しましょう。チェックイン前に立ち寄れる店舗があれば、ここで買い出しを済ませるようにすると、チェックイン後の段取りがスムーズです。
飲料や調味料などは前日までに準備できますが、肉や野菜などの生鮮食品は、当日調達が基本。買い物リストを事前に用意しておくと、買い忘れが防げます。
肉は1種類だけだと飽きるので、牛豚鶏をバランスよくチョイス。ひとりあたりの目安は200~300gです。地元ならではの食材や、旬の食材も積極的に取り入れて。
【AM10:00】チェックインしたらさっそく設営を
アーリーチェックインは、キャンプ初心者にこそ利用してほしいサービス。設営や段取りに不慣れだと、想定より時間がかかってしまうことが多々あります。多少金額を上乗せすることになったとしても、チェックイン時間を早めればキャンプ場で過ごす時間が増え、準備に手間取っても充実した1日にしやすくなります。
場所が決まったら、まずはテントを設営。その後、タープ、リビングの設営を行います。慣れないうちは、テントの設営にかなりの時間がかかります。焦らずにすむよう、余裕をもったスケジュールで動きましょう。
【PM12:00】軽め&手軽なメニューでランチタイム
アーリーチェックインの場合は、昼食もキャンプ場で食べることになります。夜に備えて、昼食は軽め&手軽にしておきます。ホットサンドやうどん、パスタなど、短時間で完成させられるメニューがおすすめ。
はじめてのキャンプは設営や火起こしに手間取ることも多いです。到着日のお昼もお花見BBQをしたいところですが、おそらくそこまでに設営が終わりません…。
昼に調理ができるかどうか不安な場合は、お弁当を持参するか、食材調達の際にサンドイッチやおにぎりなどの軽食を購入してしまいましょう。
【PM2:00】散策やアクティビティに出かけよう
昼食をすませたら、夕飯の準備開始までフリータイムです。日光浴をしながら桜を眺めたり、場内や近場のハイキングコースを散策したり、施設で実施しているアクティビティやワークショップに参加したりと、思い思いに過ごします。