「SEA TO SUMMIT」は、海 (湖・川)でのカヤック、里でのサイクリング、山でのハイキングという3つのアクティビティを通じて、自然の循環を体感することがコンセプトの「環境スポーツイベント」です。
2023年は全国11ヵ所で開催。いずれも2日間に渡る内容となっており、初日に「人と自然との共生」をテーマにシンポジウムが、その翌日には各アクティビティが行われます。
シングルの部、チームの部、パラチャレンジの部から参加スタイルを選ぶことができ、パラチャレンジでは希望するアクティビティのみの参加も可能です。各大会によって難易度が異なるので、自分のレベルに合わせて選ぶことができます。
今回は、2023年10月7日(土)〜8日(日)に宮城県、加美町エリアで開催される「SEA TO SUMMIT」をご紹介します。
初心者でもファミリーでも参加しやすいコース
今回の「宮城 加美町大会」は、総距離17.5km、標高差は524mという初心者にもやさしいコース設定。
スタート地点は、国体やインターハイの会場としても使用されたことのある、鳴瀬川カヌーレーシング競技場です。鳴瀬川は人々の生活に欠かせない一級河川として指定されており、大会中にはしばしば鳴瀬川の両岸に水田が広がる風景を臨めます。
その後のサイクリングでは、鳴瀬川の上流方向へ自転車を漕いでゆきます。サイクリングコースの終着点である、やくらいガーデン前まではのどかな田んぼ道が続きます。秋を迎えた大会の開催当日には、刈り入れ前であれば、稲穂が風にそよぐ風景を見られるかもしれません。
秋を感じながら自転車で走るのもいいですね。