キャンパーそれぞれの独自の視点から、オススメのキャンプ場を紹介するリレー連載企画。ファミリーキャンパーのshiromani mamaさんの第3回目は、山梨県北杜市にある1日41組限定のファミリー向けのキャンプ場です。
上のお子さんが2歳、下のお子さんが0歳だった2014年に家族でのキャンプをスタート。夫のshiromaniさんは2018年からYouTube「shiromani channel」で配信をはじめ、夫婦でファミリーキャンプなどに関する映像制作をしています。これまでにファミキャンは約200泊、ソロも含めると210泊程度の経験があるベテランキャンパーさんです。
毎年通いたいお気に入りのキャンプ場
「カブトムシとか虫採りができるし、トイレもキレイ。本などが読める室内空間『やすもっと』や、ブランコなどがある広場『あそぼっと』という子どもが安心して遊べるスペースもあるので、ファミリーで行っても子供が飽きることがありません」(siromani mamaさん)
ご主人がファミリーで行けるキャンプ場を検索していたところ、すごくいいキャンプ場があるから行ってみようということで出かけたのが最初に訪れたきっかけだとか。それから4~5年、毎年通っているそうです。
約4万㎡の広大な敷地で利用は1日41組限定。これは、いつ来てもゆったりのんびり詰め込みすぎずに過ごせるという理由から。リバーサイトやフォレストサイト、2ファミリー用のサイトにドッグフリーサイト、テントが常設されたサイトなど種類豊富。キャビンもあります。
「ファミリー向けのオートキャンプ場として作られているから、すも~るサイト以外は100㎡以上あって1区画が広いんですよ」(shiromani mamaさん)
人工的なものが見えない自然豊かな環境
「キャンプ場がある北杜市は、自然も豊かで静かだし、ここだけ別空間という感じがします。住宅地や電線、走行するクルマが見えるキャンプ場ってあるんですけど、人工的なものが見えず、自然味があふれています。
お値段はちょっと高めに感じるかもしれませんが、こまめに掃除もされていてキレイ。シンクも清潔を保っているから、利用者の方々もキレイに使うんですよ。そういう点もファミリーで安心して行けるポイントです」(shiromani mamaさん)
2世帯10名まで利用できる『2ファミリーサイト』以外、グループや知人同士の利用が不可。21時~翌7時までがサイレントタイムなので落ち着いた時間が過ごせます。
豊富な品揃えの売店でうっかり忘れ物にも対応
おすすめのポイントも聞いてみました。
「売店が充実しているのも魅力です。ゲストハウスには木炭や薪、ホワイトガソリンやガスカートリッジ、着火剤やアルミホイルなどのキャンプ用品をはじめ、地元のお酒なども売っているんです。キャンプ用品が売っていると、忘れても買えるという安心感があります。
レンタルも充実しています。我が家は以前、テントの入り口部分を跳ね上げて日よけスペースを作る跳ね上げポールを忘れて、『どうしよう!!』ってなった時にレンタルができてすごく助かりました。ほかにも、燻製をやろうと思って準備したんですけど、食材は持っていたのに燻製のキットを忘れていたこともありましたね。それで、『あるかなぁ~』と思いながらダメ元で売店に行ったら、ダンボールで作る燻製セットが売ってたんです! それはすごくありがたかったです」