道具には細部までこだわりたいキャンパーの間で流行しているのが、ガスバーナーなどで使用するガス缶のカバー。ガス缶にはカセットコンロなどで使う細長いCB缶と、丸みがありアウトドアシーンでよく使われるOD缶があり、それぞれのサイズに合わせたさまざまなカバーが販売されています。
これまでなかった? 高級ガス缶カバーが登場
そんなガス缶カバーのなかでもハイエンドなモデルが、アウトドアブランドのDVERG(ドベルグ)から発売されました。価格はなんと1万7600円也! しかし、その値段を出すにふさわしい、細部にまでこだわり抜かれた製法と高いデザイン性で存在感を放ちます。
モデルは、CB缶に適合する「NEBULA CD COVER」と、OD缶に適合する「NEBULA OD COVER」の2種類。一般的にガス缶カバーといえばレザーやキャンバス、コットンといったソフトタイプがほとんどですが、こちらは素材に銅板を使っています。
熱伝導率が高い銅は遮熱には向きませんが、市販の缶の生活感を隠し、カバーを付けただけで溢れる重厚な印象は、キャンプサイトの主役になるほどの存在感を演出します。
下町トップレベルのヘラ絞り加工技術によって着彩を表現
銅板加工は下町トップレベルのヘラ絞り加工技術を誇る「高橋絞工業」が担当。着彩は独自の技法で唯一無二の発色を生み出す、富山県の「モメンタムファクトリーOrii」が手掛け、職人が1枚ずつ発色させています。
色展開は、落ち着いた印象で黒いもやがかかったようなダークと、華やかさのある、発色の強いディフューズの2種類。
キャンプの空間を演出するためには、どんな細部にも手を抜きたくない。そんな方におすすめできる、〝一生使える〟ガス缶カバーです。