2023年に誕生したイカの肝を使ったフレーバーソルト「漁師のゴロ塩(以下 ゴロ塩)」。いつもの料理にさっとひと振りするだけで、満足感を底上げしてくれるスグレモノとして人気急上昇中です。
今回は、この季節ならではの色鮮やかでみずみずしい夏野菜に「ゴロ塩」をかけて、いつもの味との違いを楽しんでいきます。
夏の定番おつまみがリッチな味に格上げ ~枝豆~
夏が旬の枝豆は、ビールのお供にぴったり。食塩の代わりに「ゴロ塩」をかけたらどうなるのでしょうか。
おいしい枝豆の食べ方については、茹で方や塩を投入するタイミングなど、一家言もつ方も多いと思いますが、今回は比較的スタンダードなやり方を採用。鍋の水が沸騰したら枝豆を入れて5分茹でて、ザルに上げます。もわーっと出た湯気が少し落ち着いたタイミングで、「ゴロ塩」をまぶします。少し冷ましてからが食べ頃ですよ。
さやを口に近づけたとき、ふわっと香る磯の香りが食欲を刺激します。では、いざ実食。「ゴロ塩」と枝豆のハーモニーは、思った以上に素晴らしい! 豆の甘みが、普通の塩よりも際立っています。次から次へと手が伸びて、食べるのがやめられない!
ひとつ難点があるとすれば、これだと「ゴロ塩」を大量に使ってしまうこと。少し手間がかかってもOKという方には、小皿に「ゴロ塩」を盛っておいて、さやから取り出した豆をちょんちょんとつけながら食べるのをおすすめします。
水分と塩分の同時補給にもってこい! ~きゅうり〜
屋台で見かける冷やしきゅうりは、暑い時期の救世主。ぽりぽりとした食感と絶妙な塩気が最高ですよね。
きゅうりの約95%は水分につき、汗で失われた水分を補給して、ほてった体を中から冷やしてくれる夏にぴったりの野菜。冷やしきゅうりよりも手っ取り早く簡単に食べるなら、「ゴロ塩」をかけてきゅうりを丸かじり、これが正解です。
芳ばしい磯の香りのおかげか、きゅうりのみずみずしさが際立っているように思います。味の良さだけでなく、塩分を補えるから熱中症対策としても有効ではないでしょうか。
また、ビールを飲んでいるときには血液中のナトリウム濃度が低下するため、積極的に取り入れたい組み合わせといえるでしょう。