最高の音楽と、最高のお酒と、最高のロケーションで、朝日を迎える──。音楽好きにとって、夢のような夏フェス体験ができるのが、「エゾロック」ことライジングサン。そのイベント名は、単なる「キャッチフレーズ」ではありません。2日目はオールナイトライブを行い、大地の向こうから朝日が昇る瞬間を迎えられるのです。夏フェスは日本各地で多数開催されるが、こんな体験ができるフェスは、ライジングサンのみです。
ロケーションも気候もメシも最高
会場となる石狩湾新港は、札幌市街から30分ほどの日本海沿岸。ぐるっと見渡すかぎり広がる大地と青空。北海道らしい、カラッとした湿気の少ない気候も最高です。「快適さ」という意味でも、国内の他の夏フェスでは体験できないロケーション。これでビールが旨くないわけがありません。
食材豊富な北海道だけに「フェスめし」のクオリティの高さもダントツといっていいでしょう。海鮮あり、肉あり、野菜やフルーツもあり。帯広豚丼や札幌ラーメンなど、地元の人気店の屋台出店も。食べたり飲んだり、ワイワイやりながらライブを見られるのも、野外フェスの魅力のひとつ。その意味でも期待以上の魅力があふれるフェスです。
今年復活したレジェンドバンドのライブも
もちろん、音楽ライブの充実ぶりも忘れてはいけません。コロナ禍を経て3年ぶりの再開となった2022年は、ステージ数も会場スペースも縮小での開催でしたが、昨年より3つステージを増やしての開催!
メインの「SUN STAGE」を始め、全部で5つのステージで80組近いミュージシャンが出演します。今年、デビュー40周年を記念して「復活」をはたしたThe Street Sliders。今夏、惜しまれつつ解散となった、BiSHのアユニ・D(札幌出身!)率いるPEDRO。
電気グルーヴ、ドレスコーズ、MONGOL800、Vaundy、SUPER BEAVER……などなど、世代もジャンルもバラエティ豊富。邦楽のあらゆるミュージシャンが集結する会場では、ライブを通じて知らなかったバンドに出会う場面も、数多く生まれるはずです。
タイプの異なるテントサイトも
札幌に宿泊しての参加も可能ですが、会場内でのテント泊も可能です。日中は、サイトからライブを目のあたりにできる、HEAVEN’S&HAPPINESSテントサイト。自動車の方向けのオートキャンプエリア。緑に包まれた落ち着いた雰囲気のFORESTテントサイトの3種。
初日は23時に一旦、ゲートはクローズしますが、キャンパーのみ見られるライブが、深夜にも。テン泊の人だけが体験できる「for CAMPERS」ライブがあるのも、心憎い仕掛けです。
今年のクロージングバンドは、マカロニえんぴつ。ポップでキャッチーなギターロックを聴きながら、はたして無事、朝日を拝めるかどうか──。その答えを知ることができるのは、会場に足を運んだ人のみです。
編集部から主催者に聞いてみました!
Q. 2日目、翌朝までオールナイトで会場にいるには、テントサイト券が必要ですか?
A. テントサイト券がなくても大丈夫です。通し入場券か12日券をお持ちであれば、13(日)まで場内にはいられます。
Q. 札幌市内からの車以外のアクセスは?
A. 地下鉄南北線の麻生(あざぶ)駅から会場まで、シャトルバスが往復運行しています。片道900円です。夜間や早朝の便はありませんので、ご注意下さい。
Q. テント泊したいのですが、入浴施設はありますか?
A. 会場内に有料のシャワールームがあります。また、12日(土)の午前中、近隣の入浴施設までの入浴券付往復バスも運行します。
Q. 道外から参加したいのですが、キャンプ道具を運ぶのが大変で……。
A. 会場で受け取り・発送が可能な、宅急便サービスがあります。
【イベント情報】
■RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO開催日:2023年8月11日(金)・12日(土)※閉場は13(日)正午
会場:北海道石狩湾新港樽川ふ頭(北海道石狩市新港中央1・小樽市銭函5)