2023年2月10日(金)〜12日(日)までの3日間、インテックス大阪(大阪国際見本市会場)で開催されたOAM2023(大阪オートメッセ2023)。3日間で延べ20万5462人の来場者が集まり、出展260社・560台のクルマが多くの来場者を魅了しました。
アウトドア人気で新たなムーブメントが巻き起こる
今回のOAM2023では、チューニングやドレスアップだけにとどまらずBMWやフォルクスワーゲン、HYUNDAI(ヒュンデ)やBYD(ビーワイディー)の最新の電気自動車(EV)が大集合。会場を訪れたクルマを愛好する多くのユーザーに新たなモビリティのカタチを提案したほか、屋外の特設会場ではBYDのEV試乗会も開催されました。
そんななか、空前の第三次キャンプブームが追い風となり、新たなカスタマイズの文化が巻き起こってていた今回のOAM2023。それを実感したのは「6Bホール」のヨンクスタイルゾーンに並ぶ堅牢なスタイリングのなかにも、遊び心が散りばめられたカスタマイズカーの数々。
メルセデス・ベンツGクラスやトヨタ・ランドクルーザー300、三菱デリカD:5といったお馴染みの車両に加えて、初代ランドローバー・ディフェンダーやスズキ・ジムニーシエラなども展示されました。
それぞれキャンプやアウトドアに溶け込むスタイリングをまとうことで、単に無骨なスタイリングを押し出すのではなく、ルーフラックやヒッチメンバーを使ったキャリア装着による注目のオーバーランダースタイルに加え、クルマをより強靱に魅せるミリタリー塗装によるドレスアップなど、これまで交わることのなかったクルマのカスタマイズと趣味性の強いアウトドアライフの融合は、これからの新しいアゲ系カスタムのムーブメントとして、より深化していくことになるでしょう。