2023年も「FUJI ROCK FESTIVAL」の季節がやってくる! 新潟県・苗場スキー場で2023年7月28日(金)~30日(日)の3日間で開催され、開催前日の27日(木)夜には入場無料の前夜祭もあります。
1997年に始まった「老舗ロックフェス」
FUJI ROCK FESTIVAL(以下、フジロック)は1997年に山梨県の富士天神山スキー場で初開催された歴史ある野外音楽フェスティバル。第3回の1999年からは苗場スキー場へと会場を移し、2023年は苗場での開催24回目となる。国内のみならず、海外の音楽ファンからも支持されており、会場では海外からの参戦組もよく見かけます。フジロックが支持される大きな理由はロケーション、ラインナップ、フェス飯など。
会場は2000m級の山に囲まれた苗場スキー場
フジロックが開催される新潟県湯沢町は、町の大半が上信越高原国立公園に含まれており、谷川連峰や苗場山など2000m級の山々に囲まれています。
会場の苗場スキー場は標高約900m地点にあるスノーリゾート地で、夏はむせかえるような緑が広がる場所で、フジロック開催に合わせて特設ステージが組まれます。
メインステージとなる「グリーステージ」はじめ、多くのステージは周囲360度が山。どこまでも山と空しかない空間は、解放感抜群で音楽に没頭するのに最適です。
ちなみに、会場の森のなかには、ステージ間の移動用に約1.4kmにわたってボードウォーク(木の遊歩道)が敷かれていますが、これは森の植物を踏みつけないようにと、ボランティアと地元・苗場の人々で作ったもの。ライブ目当てでなくこのロケーション目当てで、出演アーティスト発表前からチケットを買うファンもいます。
国内外からあらゆるジャンルのアーティストが集結!
ロケーションも最高ですが、出演ラインナップも最高なのがフジロック。さまざまなジャンルの国内アーティスト、海外アーティストがバランスよく3日間のタイムスケジュールに組み込まれていて、どこか1日だけ参加しても、3日間フルで参加しても楽しめます。
ジャンルはロック、ポップス、HIPHOP、JAZZ、R&B、アコースティック、ハウス、テクノなどなど。往年の実力派から、気鋭のアーティストまで幅広いラインナップですが、フジロックのセレクトには定評があり、今まで知らなかったアーティストをフジロックを通して知りファンになる、というパターンも多々。
2023年の出演ラインナップは28日がTHE STROKES、矢沢永吉、STUTS、eastern youth、Vegynほか。29日がFOO FIGHTERS、ELLEGARDEN、LOUIS COLE、Vaundy、長谷川白紙ほか。30日はLIZZO、never young beach、WEEZER、カネコアヤノ、SIRUP、ASGEIRほか。
また音楽ライブ以外にも、ヨガのワークショップや、深夜の名作映画上映など、さまざまなコンテンツが楽しめます。
3日間でも回りきれないフェス飯
会場内には「グリーンステージ」「ホワイトステージ」「レッドマーキー」「フィールドオブヘブン」など多数のステージのほか、フードエリアも充実。
けんちん汁やとろろめしなどホッとする味で人気の「苗場食堂」のほか、カレー、バーガー、ラーメン、タイ料理などさまざまなグルメが集います。
フジロックのキャンプサイトでは火器の使用ができません(オートキャンプ施設「MOON CARAVAN」を除く)が、朝から営業している飲食店が多数あるので、フードエリアで食事はまかなえます。
チケットは前日まで購入可能
チケット販売は早い順に早期割引チケット、1次先行販売、2次先行販売、一般発売となっており、一般発売は6月2日~。各券種日の前日まで購入可能ですが、売り切れ次第、販売終了となりますのでお早めに。
金額は1日券の入場券が2万3000円(一般発売)、3日通し券が5万5000円(一般発売)。キャンプサイト券は1名につき5000円で、開催期間中有効です。
このほか駐車場を利用する人は駐車券が必要です。入場券とのセット販売となっており、駐車券のみの販売はいたしかねますので、ご了承ください。また、オートキャンプ施設「MOON CARAVAN」利用の場合は専用チケットが必要です。
チケットの購入はイープラス、チケットぴあ、ローソンチケットほか各種サイトでどうぞ。詳しくは公式サイト内チケットページをご確認ください。