ソトラバ

奥多摩三山を「コスパ登山」 最短ルートで「三頭山」を制覇する方法とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • 標高990m地点の都民の森登山口
  • 三頭大滝を臨む吊り橋
  • 落差35mの三頭大滝
  • 三頭山の整備された石の階段
  • 三頭山の標識
  • 三頭山から臨む富士山

首都圏在住のハイカーたちに人気の奥多摩。一年を通じて御岳山や川苔山、雲取山など奥多摩の各駅から多くのハイカーたちを送り出す、涼やかなブナの森と滝見で知られる三頭山で夏登山を実践してきました!

ブナの路コースと呼ばれる最短ルートで3ピークを一気に縦走!

狙うピークは三頭山(みとうさん)といい、標高1500m級の奥多摩三山の一座。ちなみに奥多摩三山とはこの三頭山のほかに1405mの御前山、1266mの大岳山の三座の総称でいずれの山もハイカーに人気です。都民の森登山口から新緑の登山道にアプローチします。

都民の森駐車場から三頭山へと向かう道

都民の森駐車場にクルマを停め起き、登山届を提出。じつは三頭山のメイン基地となる都民の森駐車場は標高990m地点。実際の標高差は500mそこそこというコスパに優れたコースなんです。

家族連れでちびっ子たちも登山を楽しめるとあって、週末の駐車場はほぼ満車になるほど多くのハイカーで賑わいます。

それだけに登山道も整備され、道迷いの心配は皆無。歩き出してほどなくウッドチップを敷き詰めた山道を歩きます。登りだしなら膝慣らしに、下山時なら疲労回復をサポート。膝や足首に優しい登山道なんて、そうそうありませんよ。

落差33mの吊り橋を渡った先に迫力の「三頭大滝」

ウッドチップの山道終点に目指す滝、三頭大滝が現れます。いきなりのクライマックスは一度ルート本線からはずれ、吊り橋を渡ります。落差33mの滝は見ごたえたっぷり。時折沢登りの方たちの滝登りアタックに出くわすことも。

都民の森駐車場からの登山コースを登ったところにある三頭大滝

他人事ではありますが「頑張れぇ~」と思わず声を出してしまいそうです。マイナスイオンをたっぷり浴びて、ルート本線に戻りここからは緩やかな階段と急登の登山道が待ち受けています。山はガスに覆われはじめ、新緑真っ盛りのブナ林はガスがかかり、幻想的なトレッキングがまた魅力的に感じます。

   

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