軽くて持ち運びやすくて、開けたらすぐに食べられる。缶詰はアウトドアでの心強いお供です。そしてキャンプなどに持っていく食べ物で、意外と抜けてしまうもの、それは甘味ではないでしょうか。今回はキャンプ飯のデザートに、少し変わった「スイーツ缶」をご紹介します。
外でも「本格和スイーツ」
【商品名】あんみつ(サンヨー堂)
国産小豆を使った本格的なあんみつの缶詰。あまり缶詰には見えない特徴的な形をしていますが、これは「黒蜜」と「餡」が別添になっているため。それぞれ量を調節しながら食べられます。
ベースはさっぱりとしたフルーツみつ豆なので、程よい甘さの仕上がり。甘いもの好きなら、沖縄産の黒糖を使った黒蜜と餡をたっぷりかけていただきましょう。
■ あんみつ(サンヨー堂)
■内容量:255g
55年間愛され続ける昔ながらの味
【商品名】カスタードプリン(井村屋)
缶を開ければ、ぎっちりとプリンが詰まっています。この商品、じつは1968年(昭和43年)から販売されている定番商品。しっかりめの食感で甘すぎず、まさに昔ながらのプリン、といった風情です。
ロングセラー商品なだけあって、発売当初から現在までのパッケージデザインは合計30種類以上。しかし製法は当時からほとんど変わらず、長らく愛され続けています。
キャンプで食後にちょっとだけ甘いものが食べたくなったとき、缶詰のプリンがあるとうれしいですね。
■カスタードプリン(井村屋)
■内容量:75g
■ https://www.imuraya.co.jp/goods/yokan/c-pudding/kancustard/
しつこさのない上品な甘味
【商品名】かぼちゃぜんざい(白楊舎)
こちらも珍しい、ぜんざい缶詰。北海道で冬至の日に食べられている、ごろっとかぼちゃが入ったぜんざいです。かぼちゃと小豆は北海道産のものを使用し、上品な味わいになっています。
とろっと濃厚ですがあっさりした甘味が口に広がります。アウトドアとぜんざいは一見ミスマッチのようにも思えますが、自然な甘味が欲しくなったときに最適です。毎年、在庫がなくなり次第販売終了となるのでご注意を。
■かぼちゃぜんざい(白楊舎)
■内容量:200g
フルーツが欲しくなったらこれ!
【商品名】白桃(サンヨー堂)
潰れやすいフルーツはキャンプに持っていくとなるとハードルが高いですが、缶詰なら持ち運びもしやすく丈夫で安全です。こちらは甘いシロップに白桃を漬け込んだ缶詰で、戦前からある伝統の商品です。
シロップ漬けなので手などに付かないよう注意は必要ですが、その味は折り紙付き。かなり甘いので、数人でのシェアがおすすめです。
■白桃(サンヨー堂)
■内容量:500g