ソトラバ

荷室不足の救世主か? キャンパーたちが「ルーフボックス」&「ルーフラック」を愛する納得な理由と知っておくべきデメリットとは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • エアロ形状のルーフボックス
  • アウトバッグの荷室にコンテナを積む女性キャンパー
  • ルーフボックスに荷物を収納する女性キャンパー
  • ルーフボックスに荷物を収納する女性キャンパー
  • エアロ設計のルーフボックス
  • ルーフボックスを装着したアウトバック
  • ルーフボックスを装着したアウトバック
  • ルーフボックスを装着したアウトバック
  • ルーフラックを装着したアウトバック
  • アウトバックに装着したルーフラック
  • SUBARUアウトバックの荷室
  • キャンプ場とSUBARUアウトバック
  • THULEルーフボックスの固定
  • ルーフラックを装着したアウトバック

キャンプに出かけると「あれも、これも、それも……」と、必要以上にお気に入りの道具を愛車に積み込み、気が付いたらリヤガラスからの後方視界ゼロなんてことがあります。車種によってはハイエースなどの荷物が沢山積めるクルマもあれば、ジムニーのようないかにもキャンプがよく似合うクルマであっても荷室(=ラゲッジスペース)が極端に狭いクルマもあります。そこで偉大なる救世主となるのが「ルーフラック」や「ルーフボックス」です。

                                               

ルーフボックスとルーフラックの違いって何?

そもそも「ルーフボックスって何?」という若い世代の方も多いでしょう。読んで字の如く、クルマのルーフに取り付ける収納ボックスのことで、’80〜’90年代のスキーブームを知る人にとっては懐かしのアイテムであり、使い勝手のよさもあっていまでも愛用しているオーナーは沢山います。

                      

                     

THULE(スーリー)やINNO(イノー)、TERZO(テルッツォ)といったブランドが有名で、このルーフボックスはジェットバッグと呼ばれることもありますが、ジェットバッグはTHULEの登録商標となっており、総称としてルーフボックスと呼ばれています。

このルーフボックスは車内には載せきれない荷物や道具ための収納スペースを拡大するためのもので、専用のボックスをベースキャリアの上に装着する画期的なアイテムなのです。

                                     

ルーフボックスによって300Lもの荷室が拡張できる

キャンプ場に出かけると意外にもミニバンでファミキャンを楽しむ家族が多いという印象です。その理由は、日常使いからキャンプをはじめとしたレジャーまで、しっかり多人数乗車できて荷物が沢山積めること。アウトドアのイメージでは、ミニバンよりも5人乗りのSUVやステーションワゴンの方が、キャンプとの親和性がある反面、ハッチバックやセダンでもキャンプを楽しんでいるファミリーは決して少なくはありません。そこで目にするのがルーフボックスです。

                        

                        

このルーフボックスはハードシェル構造が採用されており、室内やトランクとは別の収納スペースとして増設できるのが魅力です。一般的なルーフボックスの標準的な容量は300Lもあり、テントやタープなどの結構嵩張るキャンプ道具を収納することができます。その結果、車内の荷物を分散させることで室内空間に余裕を持たせることができるのが最大のメリットとなります。

ボックスによってはスノーボードやスキー板、釣り竿などの長モノも収納することができ、専用のロック機構が備わるので、盗難防止にも役立ちます。濡れたウェアやブーツ、テントなどをルーフ上に収納することで車内に湿気を持ち込まずに済み、キャンプで出た生ゴミなどを持ち帰る際も、ルーフボックスに入れておけば嫌な臭いで顔をしかめることなく、快適なドライブが楽しめます。

                              

ルーフボックスの取付方法とは?

取り付け方法は比較的簡単で、ルーフ形状に合ったベースキャリアを取り付け、その上に容量や好みのデザインからボックスを選び、あとは装着するだけです。容量別にボックスサイズが用意されているので、大きなものなら500Lを超えるものもあります。

                      

                        

ハッチバックの場合にはリヤゲートの位置(開けた状態)とベースキャリアの取り付け位置によって、装着できるボックスのサイズが制限されることがあるので注意が必要です。

                                                      

大阪オートメッセ2025