自然のフィールドでは、夜は明かりがなければ足元も見えないほどに暗いことも多く、ランタンやライトは必須級のギア。なかでもバンドを巻いて頭に固定できるヘッドライトは、両手を空けることができるので、作業中の手元を照らしたり、荷物を持って歩く足元を照らしたり、あるいは自分の存在を知らせたりと、マルチに活躍してくれます。
見た目も光量もパワーアップした本格派ヘッドライト!
最近は100円ショップなどでもヘッドライトを手に入れることができますが、せっかくなら性能やデザインにもこだわりたいところ。なかでもおすすめはフランスのクライミングギアメーカー「PETZL(ペツル)」の「ティカ」シリーズ。このモデルはデザインの刷新に加え、全モデル共通で照射力がパワーアップさせるなど、リニューアルによって商品力をさらに高めました。
ラインナップは、エントリークラスから順に「ティキナ」「ティカ」「アクティック」がベースのモデル展開です。いずれもボタンひとつで明るさ調整や赤色光への切り替えができ、電池残量のインジケーターも付いています。
痒いところに手が届く機能の数々
また、上下に回転する構造により、ワンタッチで照射角度の調整が可能。上に50度、下に90度まで調節できます。手元をピンポイントで照らしたいときに、頭を動かさなくて済みそうですね。
さらに、単4乾電池と別売りの充電式バッテリー「コア」の両方が電源として使用可能。乾電池使用時よに対して、コア使用時のほうが照射性能は上がります。コアが付属するモデルも用意されており、「ティカ コア」「アクティック コア」という名称で販売されています。
そしてもう一つ、うれしい付属品も。「ティキナ」を除く、4つのモデルには、持ち運びにも使える軽量ポーチが付属し、これを本体に被せて使うことで光が拡散。ランタンのように使うことができるのです。こうして多用途に使えるのはありがたい。
入門モデルからハイクラスモデルまで充実のラインアップ
「ティキナ」は一番リーズナブルで、キャンプやトレッキングに適したシンプルなモデル。最大300ルーメンの明るさで、赤色光機能や誤点灯を防止するロック機能、軽量ポーチは付いていません。
「ティカ」は定番モデルという位置付けで、トレッキングや縦走登山に適しています。明るさは最大350ルーメンですが、コア使用時には450ルーメンまで向上します。
最上位モデルの「アクティック」は、コアを使用すると最大600ルーメン。長距離を照射するミックスビームモードを搭載しています。
キャンプ、登山、釣り、トレイルランニングなど、どんなシーンでも便利に使える高性能ヘッドライトで快適なアウトドアの夜を過ごしましょう!