子どもがいるなら一度はやってみたいファミリーキャンプ。でも、子連れでキャンプに行くとなると目が離せないし、途中でぐずったりしないかなど心配事もありますよね。そこで本シリーズでは、家族でおしゃれキャンプを楽しむ人気インスタグラマー「チサトさん&ヤスさん」ご夫婦の、ファミキャンを楽しむ秘訣をご紹介。今回はファミキャンで実際に起こりうるハプニングと、その対策を教えていただきました。
子どもの対応に追われてテントの設営ができない!?
子連れキャンプでまず困るのは、テントの設営です。あちこち動き回るうえ、「遊んで!」「お腹すいた!」「トイレ行きたい!」などと子どもたちの対応に追われ、設営どころではないこともしばしば。そんな悩みを解決してくれるのが「スイングライン」なのだとか。
「スイングライン」は、キャンプサイトにある木を使ってブランコが作れるアイテムです。サイトに着いたらまずは「スイングライン」を張って、子ども達が遊んでいる間にテントを設営しています。
我が家の子ども達はいつも夢中で遊んでいますね。目の届く範囲に「スイングライン」を張れば、大人は安心して設営や撤収に集中できます」(ヤスさん)
では、近くに木がない時はどうするのでしょう。「お絵描きセットもいいですよ」とチサトさん。
設営にかかる時間はテントの種類にもよりますが、例えばファミリーで泊まれる大きさのテントであれば、1時間~1時間半ほどかかります。初めての人やまだ慣れていない人の場合は、2時間以上かかることも。
「初心者キャンパーのパパママが設営に集中しすぎて、子どもが他の人のサイトに入ってしまい、ロープに引っかかってコケたとか、そういう話はよく聞きますね。ですので、子どもをちゃんと見ながら設営できる、ということが大切です」(チサトさん)
子どもは少し目を離したすきにどこかへ行ってしまうことも多いので、大人がテントの設営だけに専念するのはリスキー。子連れキャンプでは、子どもが目の届く範囲でじっくり遊べるような〝何か〟を用意するようにしましょう。