こんにちは、姫乃たまです。前回あろうことかリモンチェッロを飲み忘れたので、今回こそお庭でイタリアンなアウトドア飯を作って、リモンチェッロを楽しもうと思います。
シンプルイズベストなアクアパッツァづくり
今回作るのは、魚介類をトマトなどと一緒に炒め蒸しにしたイタリア料理、アクアパッツァです。
まず鯛を買いにいくところからスタート!
町中のスーパーを探し歩いた結果、一匹まるまるの鯛があったのですが、大きすぎてスキレットでは調理できないので、切り身を使うことに。
正直、尾頭付きの魚が入っていれば見た目の迫力で料理の下手さとか誤魔化せるだろうと思っていたので、いきなり緊張感が高まります。
改めて材料を並べてみると、鯛の切り身、ミニトマト、オリーブオイル、塩とめちゃくちゃシンプル。
これでおいしいアクアパッツァ作れるかな……(複雑な工程があれば美味しくなると思ってる料理初心者あるある)。
まずは鯛に塩を振って5分ほど待ちます。水分が出てくるそうです。
途中合流した編集部のIさんに「常識ですよ」と言われました。前回のイタリア人への冒涜と言い、この連載はいろんな常識を知ることができますね。
待っている間にバケットとミニトマトを切ります。
こういう単純作業って心に優しいんですよね。私の心はだいたいいつも悲しいんですけど、単純作業をしてると心が少しだけ楽になります。
ミニトマト、本当は5個くらいでいいらしいんですけど、単純作業楽しい&彩りよくなりそうなので1パック全部使うことにしました。
5分後、鯛の皮をバツ印に切ります。ひどい!
鯛を自分だと思うと、食べられる前にバツ印を刻まれるのは悲しいですよね(すでに切り身だけど)。椎茸とかも結構バツに切られる仲間ですね。
しかし、よく火が通るようにしたり、皮が破れるのを防ぐために大事な作業なのです。
あさりと煮込んで完成! 肝心のお味は?
というわけで、オリーブオイルをひいて、これら鯛をフライパンで焼いていきます。アクアパッツァ、おしゃれな名前のわりに簡単だ!
あ、さ、り、わ、す、れ、て、た!
この日のために感情移入しないようにMちゃんが頑張って砂抜きしてくれたあさりも入れます。
大事にタッパーにしまっていたので忘れていました。あさりってかわいいよね……。
フライパンにあさりと水を少々追加したら、あさりを貝が開いた順に取り出していきます。
どうして貝ってあっためると食べてくださいとばかりに開いてしまうんだろうね。かわいいね。
スプーンで鯛にスープをかけてぐつぐつ煮込みつつ、あさりを取り出す作業を繰り返します。
最後にミニトマトを入れたら、オリーブオイルをもうひとたらしして、あさりを戻して完成!
お好みでパセリなんかかけちゃうとお洒落ですね。
アクアパッツァはガスバーナーで熱しながら食べられるので、簡単だしあったかいしアウトドア飯に最適過ぎ!
そして鯛は切り身でもめちゃうまい‼︎‼︎ スープがおいしいのでバケットにつけて食べると、これがまた最高です!