焼肉のたれはBBQだけでなく、日々の食事づくりにも欠かせない心強い調味料ですが、筆者のように青森県人のマストアイテムといえば、「スタミナ源たれ(通称 源たれ)」です。
今回は火を使わずに、食材や調味料と混ぜるだけでパパッとおいしく仕上がるレシピを中心にご紹介します。
源たれ〝混ぜるだけ〟メニュー ~浅漬け~
切る・漬ける・揉む、の3ステップで完成する浅漬けは箸休めにぴったりな副菜。そんな〝名脇役〟を作るときにも、源たれはいい仕事をします。用意するのはお好みの野菜とシリコンバッグ。今回は大根ときゅうりにしました。
洗って繰り返し使えるシリコンバッグは保存容器としてはもちろん、バッグの中で調理することもできるから、キャンプにぜひ持参したい調理グッズのひとつです。食べやすい大きさにカットした野菜と源たれを入れたら、口を閉めてバッグの外側からもみもみ。あとはそのまま30分ほど置いておくだけ!
源たれは味の個性が強いから、浅漬けにするとたれの風味が勝ってしまうかも……、という不安がよぎりましたが、試食してみたらノープロブレム。野菜から水分が出るため、ちょうどいい塩梅になっていました。
それどころか、生でかじったときに感じた大根の苦味が消え、源たれの甘みがおいしさを引き立てていました。意外とあっさり風味の源たれ浅漬け、いい感じです。酢をプラスしてもおいしいですよ。
源たれ〝混ぜるだけ〟メニュー ~源たれディップ~
こちらも超がつくほどの簡単レシピです。源たれとマヨネーズを1:1で混ぜる。以上! コツはとくにありませんが、強いて言えば均一になるまで混ぜること、でしょうか。シンプルですが、味は折り紙付きです。
にんにくとしょうががたっぷり入っている源たれは、人によってはとげとげした味の印象を持つかもしれませんが、マヨネーズを加えることでだいぶまろやかに。
生野菜はもちろん、ゆで野菜にも蒸し野菜にも合うし、フライやムニエルといった料理、そしてパンに塗って食べてもOKな、オールマイティー調味料に変身します。