「仕事道具だったり、クルマだったり、常日頃からこだわりを持って使うモノはすべて“自分仕様”にしないと気が済まないんです」と、爽やかな笑顔で語る梅田京介サン。そう、読者のなかには名前を聞いてピンと来た人もいるかも知れない。そう彼の仕事はバスフィッシングをメインとするプロアングラー。西へ東へ、お気に入りのポイントを求め、“ウメキョーカラー”のRAV4は今日も軽やかに走り続ける。
好きこそものの上手なれ! 小学生の頃からバスプロを目指す
プロへの道を志したのは、遊び盛りな小学校5年生のとき。父親に連れられて行った海釣りが、すべてのキッカケだったという。しかし、当時はプロとして認められるには、地方で行われる小さな大会からコツコツと実績を積み、狭き門を地道に目指す以外に方法はなかったという。
気の遠くなるようなプロセスを見て、プロへの道を諦めた梅田さんは、せめて釣りに関係した職業に就きたいと釣具店に就職した。
「単に釣道具を売るだけでなく、お客さんに喜ばれるような釣りに関する情報や知識を提供したり、お店のブログやSNSで、フィッシングのネタを積極的に投稿していました。すると“面白そうなヤツがいる”ってウワサになって、憧れだった釣具メーカーのダイワさんから声を掛けていただいたんです」
思わぬカタチで、かつて憧れ続けたプロへの扉をこじ開けた。現在はダイワ製品のプロモーションやフィッシングツアーのガイドなど、多忙な日々を送っている。
好きな色が無ければ塗ればいい!
そんな彼の行動を支えているのがRAV4。鮮やかなウメキョーカラーへのオールペンをはじめ、リフトアップやルーフラック類の取り付けなど、購入ショップ(フレックスドリーム・ランクル小牧店)の協力のもと、オールラウンダーとしての機能性と無二の個性が追求されている。
ベースはRAV4アドベンチャーのガソリン車。14フィートのフィッシングボートが載ったトレーラーを軽々と引っ張るパワフルさも、RAV4を選んだ理由のひとつだった。イレクターパイプで自作した棚の下段部には、カギ付きのボックスが並ぶ。「今日は荷物が少ない方。遠征する時はもっと道具が増えて、2列目のスペースを犠牲にしています」と、オーナーの梅田さん。
「タックルやウェア類など、自分のパーソナリティを表現するには、お気に入りのカラーで揃えるのが僕の流儀。もちろん、クルマも同様だ。なんでもいいなら(クルマは)ぶっちゃけレンタカーで十分ですから──。RAV4のCMでも“好きにまみれろ”って言ってるでしょ。そのノリ、大賛成です!」