最近のキャンプ道具は、じつに多彩で興味深い製品が増えています。店頭に並ぶアイテムを見ているだけでも楽しくなりますが、どれを選ぼうか悩んでしまいますね。
そこで、たくさんのキャンプ道具と日々接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目しているおすすめ製品を紹介していただくシリーズをお届けします。本記事では、WILD-1越谷レイクタウン店のキャンプ担当・田邉尚也さんに、「誰でも使いやすいランタン」をテーマに注目のアイテムを選んでいただきました。
使い勝手と明るさを意識して選びたい
泊まりでキャンプに行くとき、欠かすことのできないアイテムの一つが、ランタンです。夜のキャンプサイトを明るく照らしてくれるのはもちろん、食事タイムやテント内でのくつろぎ時間を効果的に演出してくれます。
ランタンには、ガスカートリッジ式、ガソリン式、オイル式、バッテリー(充電)式、乾電池式など、使用する燃料や電源によってさまざまな種類があります。田邉さんによると「キャンプ初心者の方がランタンを選ぶ際に着目していただきたいのは、使い勝手と明るさ」とのことです。
まず、使い勝手については、「もっとも手軽なのはバッテリー式で、ガソリンランタンやオイルランタンと違って、安全に使用できます」(田邉さん)。バッテリー式なら、充電さえしておけば、長時間安心して使えますし、ガソリン式やオイル式のような給油やメンテナンスの手間も不要なので、初めての夜キャンプでも手軽に使用できます。
また、明るさについては、「キャンプをする人数や広さなどによって、必要な明るさを確保してください」と田邉さん。その点で、LEDタイプは明るさや光の色を手軽に調整できて、扱いやすく人気も高いそうです。
ハイパワーのバッテリー式LEDランタン
「私が気に入っているのが、『CLAYMORE ULTRA 3.0(クレイモア・ウルトラ3.0)シリーズ』です」(田邉さん)。これはまさにバッテリー式のLEDタイプ。M/L/Xの3サイズが発売されていますが、WILD-1店頭ではMサイズ(1万2980円※税込)とXサイズ(1万8700円※税込)の2タイプを扱っています。
Mサイズは、幅160mm×高さ34mm×奥行き90mm、重量約405gとコンパクトで、ソロキャンプなどにピッタリのサイズ感。一方のXサイズは、幅240mm×高さ34mm×奥行き90mm、重量約680gと、ワイドなスタイルが特徴的です。
本体は、そのまま置けば背面のスタンドで自立が可能。見た目は一般的なランタンとは異なりますが、フックが付属しているので、吊るして使うこともできます。