静岡県藤枝市の全域で、2023年4月22日(土)〜6月11日(日)までの1カ月半に渡り、藤枝に息づく歴史や文化、自然、食や藤枝の伝統を守る名人、達人に出会える体験型観光イベントが開催されています。
期間中に行われる全50のプログラムのひとつが「フジエダオンパク オーガニックツアー!」です。高品質で個性的な食材が盛り沢山の、藤枝市の旬の味を堪能することができます。
お茶も野菜もキノコも! 地酒やブランド牛肉も!
こちらのプログラムを案内してくれるのが、静岡県の素晴らしい食材を知り尽くす「ふじのくにの旬を食べ尽くす会」総括責任者・岩澤敏幸さん。
2010年に静岡県が「食の都づくり」を宣言したことを受け、静岡県の多彩で美味しい食材や飲食店をはじめ、県内外のみなさんに知ってほしいという想いで「旬の会」を立ち上げました。
藤枝市は、温暖な気候と大井川水系の恵まれた土地にあり、高品質なおいしい作物が豊富に栽培されています。
全国的にも評価が高い4つの酒蔵や、新たな藤枝ブランド・クラフトビール「藤枝エール」、お茶処藤枝のオーガニックTEA、藤枝ブランド牛肉「秋山牛」、人気沸騰・絶品椎茸「玉取茸」、藤枝産オリーブオイル、山羊ミルクなど、まさに食材の宝庫です。
また、生産者がこだわりを持って作物を作っていることも魅力。2023年2月14日には、国の財政支援を受けながら地域ぐるみで有機農業を推進していく「オーガニックビレッジ宣言」を行うなど、オーガニック(有機栽培)の先進地であり、昔から再生可能な農業に取り組んでいる地域でもあります。
このプログラムでは、オーガニック米を作る「オリザファーム」、無農薬・有機栽培にこだわったお茶を生産する「人と農・自然をつなぐ会」、静岡県のオーガニック野菜・お茶の先駆けとなった助宗地区・瀬戸谷地区の生産者などを訪れて、直接お話を聞きます。
また、静岡の風土や食に合うお酒を目指す志太泉酒造、 素材を活かす昔ながらの造り(生酛づくり、山廃づくり)を得意とする蔵元杉井酒造の見学もあります。
視察研修+蔵見学のあとは、蓮華寺池公園内にある「とんがりぼう」という施設で参加者同士の交流会。各日、特別に料理人を迎え、地元野菜のディナーやお茶、ビール、藤枝の地酒を楽しみます。
藤枝で、生産者を訪ね、最高の素材をとことん食べつくす日帰り旅に出かけませんか。