2025年4月12日（土）・13日（日）の2日間、第59回「関東キャンピングカー商談会 in イオンモール日の出」が開催されました。大型ショッピングモールが会場とあって、キャンピングカー愛好家はもちろん、お買い物で訪れた人たちからも普段なかなかお目にかかることができないキャンピングカーに興味津々の様子でした。

標準ボディながらゆとりある居住空間を実現

今回のイベント会場からほど近い、東京都あきる野市に店舗を構えるキャンピングカービルダーの「キャンピングカーオーゼット」が、同イベントに持ち込んだ車両が標準ボディのハイエースS-GLをベースにした「Grandvacation380（以下、グランドバケイション380）」です。

その限られた車内スペースには二段ベッドが搭載されるなど、乗車定員7名（前向き5名・横向き2名）/就寝4〜5名が可能になるなど標準ボディながらも、居住性豊かなキャンピングカー旅を提供してくれます。

家族で車中泊を楽しみたいファミリーにおすすめ

標準ボディのハイエースベースのキャンピングカーの魅力は、5ナンバーサイズのミニバンを運転する感覚で普段のお買い物からクルマ旅まで、オールラウンドに使うことができること。

もちろん、居住空間を優先すればワイドミドルボディやワイドスーパーロングボディの車両がベターですが、それだと不慣れなクルマの取り回しに苦労することも……。それに対して標準ボディベースのグランドバケイション380なら、運転で苦労することはありません。

使い勝手に合わせたシートアレンジも豊富

グランドバケイション380は2列目シートに1200mmのREVOシートが備わり、240mmの前後スライドを手に入れた左右席には3点式、センターシートは2点式シートベルトによって、安全安心のクルマ旅を満喫することが可能です。

もちろんREVOシートは前向きから後ろ向きに反転させることができるほか、テーブルを中央に対座シートと横座りシート仕様にすることで、手軽にダイニング仕様へと早変わりさせることができます。

シンクはもちろん12Vクーラーの搭載も！

愛犬や小さな子どもを連れてのクルマ旅では、しっかりと暑さ対策を施す必要があります。そこで昨今注目の12Vクーラーの搭載は必要不可欠といえます。そこで同モデルでは、エンジン停止時でも使用可能なクーラーシステムをリチウムイオンバッテリーとともにオプションとして設定。バッテリー最大容量375Ahで8〜12時間の使用が可能で、外部電源でも使うことができます。

サブバッテリーシステム＋走行充電を標準装備

架装内容は、2列目シート1200mm幅REVOシート（フラットウレタンレザー張り）のほか、3列目シート左側2人横向き2点式シートベルト＆レザー張り、床張り重歩行仕上げなどのほか、リヤサイド収納付家具、給排水各10Lウォータータンク、1400mmホースシャワー、小型シンクが標準装備され、もちろんサブバッテリーディープサイクル100Ah＋走行充電システム、脱着式テーブルが用意されます。

また、メーカー装着オプションとしてアルミホイールやアースカラーパッケージ、LEDヘッドランプ、寒冷地仕様など必要に応じて追加装備を選ぶことも可能です。

非日常空間を演出するPVCレザー内装も魅力たっぷり

アースカラーパッケージ（アーバンカーキ）のボディ色にダークブラウン仕上げのPVCレザーのインテリアは、アウトドアシーンで映える特別な空間を演出。他にも豊富なオリジナルのオプションメニューも備えており、理想を追求したキャンピングカーを手に入れることができます。

なお、生産が停止されていたハイエースですが、2025年2月1日から生産再開のアナウンスがあるも、車両の割当台数は極端に少ない状況が続いており、キャンピングカーオーゼットではバンのスーパーGLに代わり、ワゴンGLをベースにグランドバケイションと同仕様の架装を施した車両を7台限定で販売。

もちろん、オリジナル12Vクーラー、リチウムイオンバッテリー375Ah、外部充電、走行充電、正弦波1500Wインバーター、カーナビ、ETCをオールインワンでパッケージ化した車両となっており、左側にドアを持たないワゴンGLベースでも問題ないという方は、ぜひキャンピングカーオーゼットにお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

【車両本体価格】
［標準ボディ］ガソリン2WD／455万5,000円（税込）
　　　　　　　ディーゼル 2WD／528万5,000円（税込）
［ワイドボディ］ガソリン 2WD／482万8,000円（税込）
　　　　　　　　ガソリン 4WD／512万8,000円（税込）
　　　　　　　　ディーゼル 2WD／545万8,000円（税込）
※ワゴンGLベースの車両については店舗までお問い合わせください