2025年1月31日（金）〜2月3日（月）の4日間、幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー2025」。同イベントはアジア最大級の規模を誇り、史上最多となる183の企業が出展し、423台を超える車両が展示されました。日本におけるキャンピングカーの需要は年々増え続け、国内での保有台数はここ20年で約3倍の15万5000台を数えるほどに成長しています。会場には多くのファンが詰めかけ、キャンピングカーへの関心が高いことに驚かされました。そこで、今回もソトラバ編集部がイベントへと潜入し、魅力的なモデルをご紹介したいと思います。

ダイレクトカーズ×ロゴスコラボの軽トラキャンパー

今回のイベントで最も濃厚なキャラクターを見せつけていたのがダイレクトカーズのブースに展示されていた「アマホ ロゴス エディション」です。キャンピングカー製作・販売でお馴染のダイレクトカーズと、フレンドリーな総合アウトブランドとして愛されるロゴスとのコラボレーションとして誕生したモデルは2025年1月31日から販売が開始され、今回のジャパンキャンピングカーショー2025が初披露となりました。

軽自動車ベースのキャブコンバージョンとして優れた機能性を持つ同モデルは、レトロなフロントフェイスが特徴的。ベース車両はダイハツ・ハイゼットトラックとなり、ボディサイズは全長3400mm×全幅1480mm×全高1980mmとコンパクト。ボディにはロゴスのアイコンであるメイプルリーフとロゴのグラフィックが施され、ひと目で“キャンプ好き”と分かるスタイルに仕上がっています。

12Vクーラー搭載で快適な居住空間を実現

車両の左側に設けられたドアから室内へアクセスすると、シンプルながらもセンスの良いインテリアが迎えてくれます。車内の右サイドにはベンチソファとして使えるベッドが置かれ、向かい合うように左側にはシンクを備えたキッチンを用意。3WAYで使える取り外し可能なテーブルを組み合わせることで快適なリビングとしても楽しめます。

今回の展示車両にはDC12V駆動のクーラー（オプション）が装備され、その前面にロゴスのロゴをデザインすることでインテリアとして昇華させているのも見逃せないポイントになっています。車内はロゴスのイメージカラーであるグリーンを基調とした爽やかなインテリアが採用され、森の中で過ごしているような爽快感が味わえるのは嬉しい限り。