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時代を超越してSDGSに貢献! 70年代設計の「カプセルマンション」がトラベルトレーラーとして蘇る

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2025年1月31日(金)〜2月3日(月)の4日間、幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー2025」。同イベントはアジア最大級の規模を誇り、史上最多となる183の企業が出展し、423台を超える車両が展示されました。日本におけるキャンピングカーの需要は年々増え続け、国内での保有台数はここ20年で約3倍の15万5000台を超えるほどに成長しています。会場には多くのファンが詰めかけ、キャンピングカーへの関心が高いことに驚かされました。そこで、今回もソトラバ編集部がイベントへと潜入し、魅力的なモデルをご紹介したいと思います。

70’sへタイムスリップするトラベルトレーラー

巷で「キャンピングカー」と呼ばれるモノには数種類のタイプが存在します。軽自動車をベースにした「軽キャンパー」、ワンボックスやミニバンを使った「バンコンバージョン」、トラックベースの「キャブコンバージョン」、バスをベースにした「バスコンバージョン」に加えて、キャンピングカー専用に設計された「フルコンバージョン」など、そのどれもがエンジンとボディが一体化した『自走式キャンピングカー』であり、その対極にあるのが『牽引式キャンピングカー』と称される「キャンピングトレーラー(トラベルトレーラー)」です。

別荘を持ち運べるトラベルトレーラー

ヘッドと呼ばれる一般的な自動車に連結し、牽引して移動するタイプのもので、動力部分や操縦スペースを持たないことで室内が広く使用できるのが特徴です。牽引するためには慣れが必要とされ、駐車する場合には約2台分のスペースを確保しなければなりません。

総重量が750㎏を超えてしまう場合には、専用の牽引免許が必要になります。しかし、車両とトレーラーを切り離すことができるので、日常的にクルマを使う人には大きなメリットとなり、キャンピングトレーラーは小さな別荘として使うことができるのです。