ストーブやヒーターなど、寒い季節のキャンプには防寒対策が必須。ですがその一方で、火気を使用する際には一酸化炭素中毒にも気をつけなければなりません。せっかくの楽しいキャンプで危険な目に合わないよう、なんとか事前に対策をとっておきたいものです。そこで今回は、冬キャンプに欠かせないアイテム「一酸化炭素チェッカー」に注目しました。詳しくご紹介しますので参考にしてみてください。
自力で気がつくのは難しい!? 一酸化炭素中毒の危険性
一酸化炭素中毒が危険だと言われる理由は、知らない間に中毒になってしまう可能性が高いから。一酸化炭素は無色・無臭なので発生しても事前に気づくことは非常に困難です。初期症状は頭痛程度ですが、重症化すると意識喪失や死に至るケースも。安全を確保したいのであれば、一酸化炭素チェッカーで濃度をチェックすることは欠かせません。

またキャンプに限らず、最近楽しむ人が増えているテントサウナにおいても一酸化炭素チェッカーは必須アイテム。サウナを楽しみつつ、一酸化炭素濃度の確認はこまめにすべきです。
一酸化炭素チェッカーを選ぶポイント
一酸化炭素チェッカーは、一酸化炭素濃度が高くなると音や光で知らせてくれるアイテム。選ぶ際に重要なポイントは警報が鳴るタイミングです。濃度が低くても早めに知らせてくれる方が安全なので、100ppm程度で警報が鳴るタイプを選ぶことをおすすめします。

幼児や高齢者がいる場合は100ppmでも症状が出てしまうケースがあるので、50ppmから検知するタイプも検討するといいでしょう。実際に厚生労働省のガイドラインでも、「一酸化炭素濃度を50ppm以下に保つ」ことが推奨されています。