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暖房を使うと乾燥…… 加湿器使えば結露!? 冬キャンプで油断大敵「乾燥問題」の解決策とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


冬の澄んだ空気のなか、静かに自然と触れ合える冬のキャンプ。魅力的な体験ですが、冬ならではといえる「乾燥問題」に悩んでいる人も多いようです。そこで今回は、「アウトドアでの乾燥対策」について紹介していきましょう。

油断すると健康被害も! 冬キャンプの乾燥問題

暖を取るためテント内で暖房器具を使用すると、空気が乾燥して手や唇がカサカサしたり、喉を痛めてしまうことがあります。せっかくキャンプに行ったのに、体調を崩してしまうのはもったいないですよね。

キャンパーの乾燥対策としては、加湿器や保湿クリームを利用する人が多いようです。とくに保湿クリームは、キャンプ女子の間で「寒さで固まらないミルクタイプのものがおすすめ」というアドバイスも挙がる重要アイテム。日常生活で使用しているものを、そのままアウトドアでも活用できます。

加湿器はNG? テントの結露問題

キャンパーの間でも意見が分かれやすいのが、テント内で加湿器を使うべきか否かという問題。テント内での使用は結露を招き、乾燥が不十分だとテントにカビが生じるリスクが発生します。キャンプ後のケアを考えて、加湿器の使用に慎重になっている人が多いのかもしれません。

とはいえ、やはり空気の乾燥は辛いもの。結露のリスクが高まる夜間は加湿器の利用を控えることが勧められますが、昼間や寝る前までの時間であれば、加湿器を活用するのもひとつの方法です。

小型の加湿器も有効で、充電式であれば電源がないサイトでも問題なし。またキャンプで加湿器を使用する人からは、「倒れても水がこぼれない密閉性の高いものがおすすめ」「ランタン一体型を使えば荷物も減って便利」というアドバイスが挙がっていました。