ソト遊びに最高の仕様へと進化させた2台のメルセデス・ベンツ。キャンプをオシャレに楽しむなら輸入車でカスタマイズするという選択肢はおおいにアリだ。オリジナルのワンオフ品に加え、LINE-X(ラインエックス)のミリタリーペイントなど、細部までブラッシュアップさせたスタイリングに進化。
欧州車でアウトドア! 新境地をメルセデスで切り開く
4年前、カスタムカーショップと並行してアウトドアショップ「BurnFreely(バーンフリーリー)」を立ち上げた、滋賀県のサンワークス。出路(でじ)代表のキャンプ好きが高じて、二足のワラジをスタートさせた。
以前から国産車でのアゲ系カスタムは手掛けていたが、アウトドアに似合うクルマとして欧州車を提案。メルセデス・ベンツGLA、ボルボXC40といったSUVを矢継ぎ早に仕上げ、バイクキャリアなどのオリジナルブランド「S+(エスプラス)」を立ち上げるまでになった。
そして大阪オートメッセ2023で披露した2台がメルセデス・ベンツGLBと同Xクラス。まず、GLBはサイズ感がジャスト。キャンプするなら見た目も大切ということで、ソト遊びをスマートに楽しむスタイリングに仕立てている。
S+のグリルガードをベースにIPF製のフロントLEDライトでフロントマスクを強調。このLEDライトはブルートゥース搭載でスマホでリモートコントロールできる優れモノ。ダクト上部やフロントグリルに、純正では未塗装の樹脂部分をミリタリー塗装のラインXでペイント。大きめの粒感ある仕上げがマッシブなイメージを引き出す。
また、ルーフラックはメルセデスユーザーにお馴染みのフロントランナー製を採用。オーニングはライノラックのバッドウイングオーニングを装着する。ストレージボックスはAVA製となり、さまざまなキャンプ道具を頑丈なシェルに収納することができる。
もちろん足元にも注目で、AMG純正ホイールには、マッドスター・ワンパクM/Tタイヤを組み合わせ、ブロックタイヤ装着によるラギッドなスタイリングと見事にシンクロし、カスタム感を強調させ過ぎることがないさり気ない変化としている。