モンベルが日本の様々な地域と提唱する新しい旅のスタイルがジャパンエコトラックです。知ってるようで知らない、日本各地の豊かで多様な自然をトレッキング・カヤック・自転車の人力による移動手段で旅しながら肌で感じて、地域の歴史や文化を学び、地元の人たちとの交流を楽しもう、というのがジャパンエコトラックの旅のスタイルです。

トレッキングの醍醐味を体験できる東大雪の山々

今回は北海道のキタトカチと呼ばれる音更町・士幌町・上士幌町・鹿追町を旅する新ルートが新しく登場しました。北海道の「北十勝・東大雪エリア」の新ルートは、雄大な大地が広がる十勝平野北部になります。見渡す限りの畑や牧場では新鮮な農畜産物や乳製品が豊富に生産され、日本最大の食料基地として知られています。

出典：モンベル

トレッキングのおすすめエリアは北海道の中央部に広がる日本最大級の山岳公園、大雪山国立公園、東大雪エリアです。十勝川源流域で、ニペソツ山、石狩岳、白雲山などの東大雪の山々と深い森、然別湖や糠平湖、十勝三股カルデラなどが広がる山深い魅惑的な一帯です。

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然別湖周辺は、とかち鹿追ジオパークに登録されており、凍（しば）れが作りだした地形や生態系、寒冷地に暮らす生活の知恵や産業を楽しむことができます。

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山麓では豊富な温泉が湧出しいて十勝川温泉、しほろ温泉、然別湖畔温泉など旅の疲れを癒してくれる温泉にも立ち寄りたいですね。

まっすぐな一本道をサイクリングで疾走

筆者が個人的に行ってみたいのが、ぬかびら源泉郷周辺に点在する旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群です。なかでも美形なコンクリートアーチ橋のタウシュベツ川橋梁が見ものだと思います。1987年に全線廃線になり、2001年に北海道遺産に登録された貴重な鉄道遺産を楽しみたいものです。

出典：モンベル

他にはサイクリングで楽しめる十勝らしいまっすぐな一本道や十勝三俣の白樺並木、北海道の国道のなかで一番標高の高い峠「三国峠」直下にかかる松見大橋などナショナルサイクルルートとして認定されているルート上の名勝も絶対見逃せないところです。

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自然豊かなロケーションでカヤック体験

そしてカヤックで体感したいのが大雪山国立公園内にある湖では唯一の自然湖、然別湖（しかりべつこ）です。標高約810m、周囲13.8kmの湖岸は複雑に入り組み、湖の北側には弁天島が浮かんでいます。

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他にもナイタイ高原牧場や士幌高原ヌプカの里などなど、見どころ満載のジャパンエコトラックの新エリア「北十勝・東大雪」。ぜひ今年の夏、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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【ジャパンエコトラック「北十勝・東大雪」エリア情報ページ】
https://www.japanecotrack.net/area/1122