フットボールやラグビーと聞くと激しいイメージがあり、チャレンジするのが難しいイメージがありますよね。実は老若男女が楽しめるようにアレンジされた派生競技がたくさん存在しており、広い場所があればアウトドア時にも楽しめます。派生競技も競技人口はとても多く、なかには世界大会が開催されている競技も。今回はそんな派生競技の中から、おすすめ競技を3つご紹介していきます。
3割以上の小学校が実施している「フラッグフットボール」
まず1つ目が「フラッグフットボール」。こちらは文部科学省の「新学習指導要領」に掲載されており、小学校でも3割以上の学校が実施している競技です。フラッグフットボールはすでに1990年後半には日本に持ち込まれていました。アメリカンフットボールの戦略性を持ちながらも、少人数・小スペースで楽しめるのが魅力のスポーツ。タックルの代わりに、プレイヤーの両腰に付けた「フラッグ」を取ることが競技名の由来となっています。

フラッグフットボールは、野球のようにセットプレーを繰り返して得点を競い合います。そのため、プレー前に毎回作戦会議をすることも大きな特徴。考える力やコミュニケーションを育てることにも繋がるスポーツと言えるでしょう。
試合時間中は動き続ける「タグラグビー」
「タグラグビー」は、フラッグフットボールとよく似た競技。楕円形のボールを持って走りながら、フラッグフットボールと同様に両腰に付けた布を奪い合い闘います。

フラッグフットボールとの最大の違いは試合内容。サッカーのように試合時間中は動き続け、攻守もそのときの戦況によって入れ替わります。ボールを奪い合うのではなくタグ(布)を奪い合うので、ぶつかり合ったりすることもありません。