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檜の香り漂うハイエースの正体は? 避難所にもなるポタ電を使った万全の災害対策車とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


2025年2月7日(金)〜9日(日)の3日間、インテックス大阪で開催された「大阪オートメッセ2025」。同イベントには351社の出展と630台の車両が展示されました。そのなかからソトラバ編集部では、檜を贅沢に使ったハイエース専門店の『GLIDE』(グライド)が製作した200系ハイエースに注目してみました。

災害時の備えになるポータブル電源

キャンプやアウトドアで活用する人が急増中のポータブル電源。その魅力は、なんといってもアウトドアシーンで電気が使えること。レジャー用途はもちろん、2024年1月に発生した能登半島地震など、もはやいつ災害が起こるかわからない状況のなかで、しっかり防災対策をしておくことが大切です。

積極的なポタ電の活用が防災対策になる

ハイエース専門店のグライドが大阪オートメッセ2025に向けて製作した車両は、標準ボディの200系ハイエースをベースに、EcoFlow(エコフロー)のポータブル電源「DELTA2」、走行充電システム「Alternator Charger」、さらにポータブルエアコン「WAVE2」、そしてポータブル冷蔵庫「GLACIER」を車載しており、車中泊旅を快適に過ごせる居住空間が広がっていました。

森林浴しているような檜のインテリア仕様

檜の魅力はなんといってもその香りです。車両左側のキャビネットやベッド、天井には1年を費やしてしっかり乾燥させた檜の木材を使うことで、独特の香りが森林浴しているようなヒーリング効果を長期間に渡りもたらしてくれます。

現状はまだまだ開発途中の仕様ですが、今後オリジナルのキャンピングカーとしてさらにブラッシュアップしていくそう。自宅にいるようにリラックスできる居住空間の完成に期待が膨らみます。