2024年11月末、スノーピークの東京・原宿オフィス(Snow Peak Tokyo HQ3)で開催されたメディア向け2025年度新作発表会にソトラバ編集部が潜入。ファッションの中心地である原宿で行われたメディア向けのお披露目会には40アイテムものキャンプギアやアパレル(25SS)が披露されました。そのどれもが興味深いモノばかり。ここではソトラバ編集部が注目した新作モデルに焦点を合わせ、その魅力をレポートします。
幕内で薪ストーブを楽しめる「メラクPro.ストーブプラス」
日本が誇るアウトドアブランとしてキャンプ業界を牽引するスノーピーク。「モノ作り」の精神が込められたアイテムは、どれもが高い精度と実用性を兼ね備えておりキャンプシーンで活躍してくれます。ここで紹介する新作アイテムは2025年1月11日(土)に発売が開始されたばかりの幕内で薪ストーブが使える大型シェルターの「メラクPro.ストーブプラス」です。
同商品は「メラクPro.」(税込26万9500円)に「MKストーブ」(税込39万500円)、「メラクPro.フライカバーTC」(税込12万6500円)、「一酸化炭素チェッカー」(税込1万9800円)がワンセットになっており、それぞれを単品で揃えると総額80万6300円(税込)となるところを77万円(税込)に設定。実に3万6300円もお得になる計算です。決してリーズナブルなアイテムではありませんが、テント泊+薪ストーブを楽しみたいキャンパーには魅力的なアイテムになるはずです。
旗艦モデル「リゲルPro.ストーブプラス」をブラッシュアップ
ベースとなる 「メラクPro.」は、4人の大人が十分に就寝できるサイズ感が最大の魅力です。天井高は最大2100mmあるので、テントの中で長い時間を過ごしても閉塞感を与えることはありません。素材にはフラッグシップモデルとして知られる「リゲルPro.ストーブプラス」と同様に、75Dシリコンポリエステルリップストップ素材を採用。シェルター本体とフライカバーによる二重構造により、万が一の飛び火でも燃えにくい構造となっています。
また、シェルターとフライシートの間に空気の層をつくることで断熱効果、保温効果を発揮することができ、快適な室内を保持する設計を採用。生地自体の遮光性が高く、フライカバーは煙突穴を塞ぐことで夏のキャンプでも快適な環境を提供してくれます。
なおシェルターにはメッシュ窓として使用できる2つの出入り口と2つの三角窓に加え、4つのベンチレーションが設けられているので、空気の循環もパーフェクト。幕内で薪ストーブを楽しむための快適性と安全性を高い次元で両立することが同製品の大きな魅力であり、そのきめ細やかなモノづくりこそがスノーピークの真骨頂なのです。