「寝袋から出たくない」けれど、「トイレに行きたい」「コーヒーを飲みたい」「そろそろ起きなきゃ」……。キャンプを楽しむ者ならば、一度は経験したことがあるお悩みではないでしょうか。
ぬくぬくの寝袋のまま歩きたい! そんな願望を叶えてくれるのが、「AQUA(アクア)」の「着る寝袋」です。このアイテムは、2024年11月にクラウドファンディングサイト「Makuake」にて目標金額11,490%を達成した大人気商品であり、2024年12月よりAmazonにて一般販売が開始されました。
2023年発表の第一弾から、キャンパーの意見をもとに改良して生み出された今作。いったいどこが変更され、何がヒットにつながったのかを見ていきましょう。
布団のプロが送り出す最強防寒ウェア
第一弾の「着る寝袋」は、難燃仕様の生地を使用したアウトドア版着る毛布として「毛布のように暖かい」をコンセプトに製作されました。そして、達成率3664%という反響があり、その暖かさに好評の声が集まりました。
一方で、「重い」「収納しづらい」「動きづらい」などの意見も寄せられました。光熱費高騰の影響で、キャンプなどのアウトドア以外にも家庭で使用される方も多く「もっと自宅でも気軽に使いたい」という声もあり、それらは第二弾の改良に生かされました。
第二弾の「着る寝袋」は、「毛布のように暖かい」から「羽毛布団のように軽くて暖かく、動きやすい」というコンセプトにバージョンアップ! よりアクティブにキャンプを楽しみやすい構造になっています。
この「着る寝袋」を開発したのは、創業128年の日本毛織株式会社(ニッケ)のグループ会社であり、寝装寝具の卸・小売販売業を手掛けている「株式会社AQUA(アクア)」です。羽毛布団のノウハウを活かし、アウトドアで活躍してくれる防寒ウェアを生み出しました。