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日本は世界でも希少な樹氷スポット! 一度は見ておきたい冬の絶景「スノーモンスター」の楽しみ方とは

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  • 幻想的な樹氷
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  • 怪獣のような樹氷
  • ライトアップさらた樹氷
  • シュヴァルツヴァルトの樹氷

一度は見てみたい、日本の冬の景色のひとつ「樹氷」。聞いたことはあっても、実際に見たことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。今回は樹氷ができる仕組みや名所などを詳しくご紹介していきます。

特定の気象条件が重なり発生する“自然の芸術品”

樹氷はいくつもの気象条件が重なった時にしか見ることのできない、とても珍しい現象です。樹氷が発生する条件は、降雪量が適量であること、アオモリトドマツなどの常緑針葉樹が自生していること、西高東低の強い冬型の気圧配置、気温が0℃以下で、時に氷点下10℃の猛吹雪になることなど。

幻想的な樹氷

さらに前述した条件をクリアした上で、常緑針葉樹に霧状の水滴が木にぶつかって凍りつく「着氷」、吹雪などで着氷の隙間に多くの雪が取り込まれる「着雪」、雪がくっつき風上に向かって成長する「燃結」を繰り返すことで樹氷が完成します。

樹氷が見られるのはどこ?

まるで雪が木をコーティングしたような見た目となる樹氷。成長すると5mを超すものもあり、真っ白で巨大な姿が怪獣のように見えることから、「スノーモンスター」や「アイスモンスター」などの愛称で呼ばれています。

怪獣のような樹氷

日本国内で樹氷が見れるのは、山形や宮城などの東北、北海道や長野、三重など。じつは樹氷は世界的にも珍しい減少で、なんと国外では“黒い森”と呼ばれるドイツのシュヴァルツヴァルトでしか見ることができないそう。

シュヴァルツヴァルトの樹氷

日本の樹氷スポットとして有名なのが、山形と宮城にまたがる「蔵王」、秋田の「森吉山」、青森の「八甲田山」。日本三大樹氷とも言われています。


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