自然の恵みや美しさを感じながら、都会の喧噪を離れてゆっくりと過ごせるキャンプ。とくに北陸地方は豊富な自然と美しい景観が広がるエリアとして知られています。しかしテント張りやキャンプ用品一式を揃えるのは、キャンプ初心者や家族連れにとって少しハードルが高いと感じている人も多いでしょう。そんな人には、ケビンやトレーラーハウスといった宿泊設備が整ったキャンプ場が人気。大自然の中で過ごしつつも、天候に左右されることもなく手軽にアウトドアが楽しむことができます。
そこで今回は、北陸地方でケビンやトレーラーハウスが揃ったキャンプ場に注目してみました。初心者や小さい子ども連れでも存分にキャンプを楽しめる施設をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
海の存在を感じながらキャンプを満喫
【施設名】鉢ヶ崎オートキャンプ場(石川県珠州市)
まずは石川県北東部、のと里山空港ICからクルマで60分ほどの「鉢ヶ崎オートキャンプ場」をご紹介。同施設は、鉢ヶ崎リゾート内にあるオートキャンプ場です。この施設の特徴は、場内にトレーラーハウスが10台あるのに加えて、同リゾート内にはケビン型の宿泊施設を10棟完備していること。室内には寝具・バス・トイレ・エアコンなどの設備はもちろん、鍋・包丁・まな板・洗剤・スポンジといった調理に必要な器具も完備。レンタル品には鉄板と網付きのBBQコンロや炊飯器などもあるので、アウトドア用品をほとんど持っていなくても安心してキャンプ気分を味わえます。
施設内には炊事場付き10サイト、個別40サイト、フリー40サイトなどテントサイトも豊富に完備。少し慣れてきた人が本格的なキャンプに挑戦するのにもちょうど良い施設ですね。
7月中旬から8月中旬のハイシーズン時期には、ほど近い場所にある海水浴場で海開きを行うためアクティビティも充実。日本の渚百選にも選ばれた青い海と白い砂浜、海近くには海の家や松林でできた日除けなどもあり、リゾート気分が味わえるのもGOOD。キャンプ初心者や家族連れだけでなく、海好きにもおすすめです。
【データ】
■施設名:鉢ヶ崎オートキャンプ場
■住所:石川県珠州市蛸島町鉢ヶ崎36-2
■営業期間:鉢ヶ崎オートキャンプ場・3月1日~11月30日/鉢ヶ崎ケビン・通年
■URL:https://hachigasaki.com/
山と川に囲まれて自然のアクティビティが充実
【施設名】麻那姫湖青少年旅行村(福井県大野市)
2つ目は、福井県東部、名古屋から高速道路を経由してクルマで2時間半ほどの場所にある「麻那姫湖青少年旅行村」。真名川ダムの上流、麻那姫湖のほとりにあるオートキャンプ場です。施設内には5.5畳のバンガローが8棟あるほか、オート区画20サイト、温水シャワー、炊事棟、ファイヤーサークルなどを完備。バンガローには寝具・バストイレ・キッチンといった設備はありませんが、不便さがあるからこそのキャンプの醍醐味をバンガロータイプで味わうことができます。
また、同施設の魅力はテント400張りを収容できるほど広大なフリーサイトがあること。どの区画からも山々に囲まれた自然と景色を眺めつつ、都会にはない開放感を愉しめます。
同施設は川からほど近く森林にも囲まれているので、釣りや川遊び、トレッキングといった自然の中での遊びが豊富に見つかるのもポイント。キャンプ本格派や家族連れ、グループキャンプにおすすめの施設です。
【データ】
■施設名:麻那姫湖青少年旅行村
■住所:福井県大野市中島
■営業期間:4月中旬~11月末
■URL:http://manahimeko.ono-city.com/index.html