寒い冬のキャンプでは、「何よりも防寒対策に気を使う」というキャンパーが多いと思いますが、とくに注意したいのが気温がグンと下がる夜ですよね。ぐっすり快適に眠るためにも、耐寒性に優れた寝袋を選びたいものです。
RELIVEの次世代マミー型寝袋「MUMMY SLEEPING BAG(マミー・スリーピング・バッグ)」は、最新テクノロジーを用いた超極暖寝袋です。2023年に販売し好評を得た「MUMMY SLEEPING BAG」の後継となり、今回はブラックカラーが登場しました。
マミー型の寝袋は、保温性の高さと収納しやすいコンパクトさが魅力。マミー型の「マミー」はミイラを意味し、その名の通り体にフィットする形状です。頭から足先まで全身を包み込むため体の熱を逃がしにくい特徴があります。
寒冷地での使用に耐えられる、快適温度0~10℃の「MUMMY SLEEPING BAG」。その暖かさの秘密を紐解いていきましょう。
暖かさの秘密は独自の4層構造
優れた暖かさの秘密は、それぞれ防水、断熱、保温、反射に特化した4種類の素材を組み合わせ作られた、独自の4層構造にあります。
一番外側の1層目には、400T20Dナイロンを格子状に織り込んだ高強度の生地を採用。防水性に優れ、強度が高いため、多少の雨水は払えば大丈夫なうえ、裂けにも強い特徴を持ちます。
2層目は、NASAが開発した断熱素材・エアロゲルです。エアロゲルは、1000℃のバーナーで熱しても熱を通すことなく、宇宙空間のマイナス270℃という環境温度でも冷気を通さないという、驚異の断熱性能を誇ります。宇宙服に使われているほか、様々な産業や科学分野で利用され始めている注目の素材です。
3層目は、純度90%のホワイトダックダウンを用い、軽量、コンパクトで高い保温性を実現しています。
そして4層目には、ナイロンをアルミ素材でコーティングしたアルミコートナイロンを採用。アルミニウム素材が体温を反射し発熱性を発揮します。
1層目~2層目で冷気を遮断し、3層目~4層目で体温を逃さず保温することで、軽くコンパクトでありながら、革新的な暖かさの寝袋を作り上げました。
冷えを徹底的に抑える機能が満載
様々な機能も「MUMMY SLEEPING BAG」の魅力です。顔まわりの冷気を遮断できるフードドローコード、首元に肉厚なダウンチューブを配置したネックチューブ、保温放熱を抑えるためにジッパーに沿ってダウンチューブを配置したサイドチューブ、冷えやすい足元にダウンを多めに採用したフットボックスなど、冷えを徹底的に抑える機能が満載です。
また、ダブルジッパーにより、内側からも開閉可能なうえ、ジッパーの端には冷気を遮断するレイヤー構造を施しています。寝袋内側には、スマホサイズのポケットが配置されており、寒さへの対応だけでなく、使いやすさにもこだわった仕様です。