キャンプやアウトドアなど大自然に囲まれた中で見る夜空の星は、いつもよりも輝いて見えると感じる人もいるのではないでしょうか? 肉眼で見る星も良いですが、望遠鏡を使って天体観測をするのも素敵な体験ですよね。そこで今回は、株式会社サイトロンジャパンから発売されたビギナーに最適な天体望遠鏡「VOYAGER MAK70FAST」(オープン価格)に注目。どのような特徴を備えているのか、細部まで紹介していきます。
本格的な光学系を採用!
コンパクトながらも高倍率観察が可能
「VOYAGER MAK70FAST」は、天体望遠鏡鏡筒・経緯台式架台・三脚のセット。主鏡直径は70mm、焦点距離1080mmとなっています。
コンパクトながら高倍率の観察に適した「マクストフカセグレン反射式」を採用した同望遠鏡は、月面のクレーターや土星の環、木星の模様やガリレオ衛星なども観測できます。反射式望遠鏡特有の特別な調節などが不要なのも、初心者には嬉しいポイント。
さらに独自の「フォーカスインジケーター」が装備されているため、使い慣れていない人でもピントを簡単に合わせることが可能。観察前にインジケーターをセットすることで、観察対象までの大まかな距離を確認しながらピント合わせができます。
さまざまな付属品で充実の天体観測体験
同商品にはアイピース(接眼レンズ)2本(10mm/20mm)、ファインダー(6倍)、天頂ミラー、スマートフォンアダプターが付属。
望遠鏡は、接眼レンズ部分を入れ替えることで倍率を変更します。「VOYAGER MAK70FAST」では、20mmアイピースを使うと54倍、10mmアイピースを使用すると108倍の倍率での観察が可能に。市販の31.7mm径(アメリカンサイズ)のアイピースを使用することもできます。
また観測している月や惑星の記録を残したい場合は、付属のスマートフォンアダプターが活躍。簡単にスマホで写真を撮影することもできます。