火おこしやテント張りをしていると、涼しい季節でもいつのまにか汗をかいていることの多いキャンプ。できることならお風呂でサッパリしてから眠りたいものですが、キャンプの時のお風呂ってみんなどうしているのでしょうか。ベテランキャンパーが実践している方法を紹介します。
近隣に温泉施設があればラッキー!
キャンプのお風呂問題で1番手っとり早いのが、キャンプ場にお風呂やコインシャワーが併設されていたり、近くに温泉施設がある場所を選ぶ方法。熱いシャワーで汗を流せば、1日の疲れもすっかり取れることでしょう。
ただし近隣の温泉施設を利用する場合は、温泉までの距離や休館日のチェックは必須。キャンプ場には消灯時間が設定されている場合もあるので、時間までにキャンプ場に戻れるよう気をつけることも大切です。
施設にも近隣にもお風呂がなかったら?
しかし中には施設内にも近隣にもお風呂がない場合も……「お風呂に入れないけどサッパリはしたい」という時は、準備物がタオルだけで済む“体拭き”がおすすめです。沸かしたお湯に浸した蒸しタオルで体を拭けば、汗や皮脂も落ちやすくスッキリ度も上がってGood! SNSでは「虫除け効果もあるハッカ油をタオルに垂らせば、ミントの香りで爽快感もあっていい!」という声も上がっていました。
また汗ふきシートを使えばもっと手軽に体拭きが可能。比較的安価に購入できる上、クール成分が入っているものも多いので拭いた後の爽快度も抜群です。ただし全身を拭こうと思うと結構なゴミの量になるので、ゴミ捨て場のあるキャンプ場を選ぶのがいいでしょう。
さらに入院時や災害時での使用イメージが強い、ドライシャンプーをキャンプ中に使用するのもおすすめ。シャンプーという名前から誤解されやすいですが、実は全身に使えるものも多数発売されています。
ちなみにドライシャンプーにはさまざまな種類があります。噴射による爽快感が得られて初心者でも扱いやすいスプレータイプ、水分量が多くサッパリ感の強いジェルタイプ、タオルドライが必要なもののお風呂に入ったような爽快感が得られるムースタイプから、好みのものを選んでくださいね。