夏休みが近づいてきて、キャンプ計画に本腰を入れ始めた人も多いかもしれません。楽しい思い出を作るためにも、熱中症対策などの事前準備が大事ですよね。そこで今回は、夏のキャンプでの注意点と工夫をご紹介。しっかりと対策することで、夏キャンプを存分に楽しみましょう。
夏キャンプはキャンプ場の標高をチェック
夏のキャンプでまず注意したいのは、当然「暑さ」です。できるだけ暑さを軽減したいという人は、キャンプ場選びが重要。涼しさを優先するのであれば、標高が1000m以上の場所にあるキャンプ場を選びましょう。高地のキャンプ場であるほど体感温度は低く、夜は防寒対策が必要なほど冷え込むこともあります。
平地のキャンプ場を選ぶのであれば、オープンキャンプではなく木に囲まれた林間キャンプ場がおすすめ。日中も木陰で涼めて、直射日光を避けられますよ。
人工的に影を作れば作業も捗る
アイテムを使って、暑さ対策することも可能です。木陰が少ない場合は布を天幕のように設置するタープを使って、休憩スペースを作っておくのがポイント。荷物を直射日光から守りつつ、あえて日中はタープ内で過ごし、涼しくなる夕方にテントを設置するという方法もあります。暑い日中にテントを張るという重労働を避けるだけでも、夏キャンプのハードルは下がるのではないでしょうか。
暑さは人だけでなく、食材にとっても大敵。食材は必ずクーラーボックスに入れ、飲み物を凍らせて保冷剤代わりに使用します。クーラーボックスに食材を入れる際には優先度の高い食材を上に置き、早く使いきるようにしてください。上から必要なものを入れておくことで、無駄にクーラーボックスを開け閉めすることもなくなります。