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いざという時のために菜園で食料備蓄! ベランダでも収穫できるオススメ野菜5選

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • プランター野菜
  • スイスチャード
  • フダンソウ
  • カーボロネロ
  • セルバチコ
  • ルッコラ
  • 春菊
  • 小松菜
  • 小松菜/サラダ

今までになく災害の話題が多かった2024年、今年は災害への備えも注目され今まで以上に意識した人や、準備を進めた人も多かったのではないでしょうか。

水や保存食品、日用品は揃えたので完璧と思った人でも要注意! 災害時には水や炭水化物はなんとか調達できるものの、野菜不足になる傾向があることがわかってきました。近年は災害への意識の高まりや、大きな災害の教訓から、乾燥野菜や粉末野菜、野菜ジュースなど保存ができる野菜は多数ありますが、やっぱり野菜が恋しくなりそうです。乾燥味噌を調達しておけば味噌汁にでき、オイルとハーブソルトがあれば簡単なドレッシングが作れます。今回はベランダでも育てやすく、普段からも楽しめる菜園で育てやすい野菜をご紹介します。

小松菜/サラダ

そこで普段から育てておいて災害時に活用できる、1年で何回も種撒きができて食べながら育てられ、苗も入手しやすい野菜をご紹介します。野菜の栽培はその土地の気温や土の状況に左右されます、高温期には室内での栽培も検討し、あくまで参考にご自身の環境に合わせて野菜や品種を選んで下さい。

プランター野菜

活用度が高く育てやすいのが小松菜

ビタミン、鉄分、カルシウムが豊富な緑黄色野菜で冬が旬の野菜です。間引きのための抜き菜はミックスリーフなどにも入っているくらいで、育ち切る前のものはサラダにしても美味しいです。2月下旬〜10月下旬まで種が撒けるのも今回のテーマとしてもぴったりの野菜。とくに安藤早生小松菜は厳寒期以外は種を撒くことができ、20~25日程度で収穫できるのでおすすめです。また、小松菜は15cm以上であれば、浅めのプランターでも育つので、ベランダ菜園したい人にも最適な野菜です。

小松菜

生でも食べられるコンパニオンプランツの春菊

一緒に植えるとアブラナ科の野菜の虫除けにもなるコンパニオンプランツの春菊は、実は生で食べると茹でた時より苦味が少ないので、サラダで食べることが可能な野菜。もちろん和え物やおひたしもできるので、コンパニオンプランツとしておすすめしたい野菜です。春菊は3月~11月まで種を撒くことができ、早生系の中葉春菊であれば30日〜60日で収穫できます。春菊も深さ15cm以上のプランターであれば大丈夫です。

春菊

ピリ辛風味と豊かな香りが魅力のルッコラ

地中海沿岸が原産のハーブの一種であるルッコラは、ピリッとした辛味とゴマのような風味が特徴の葉物野菜。イタリア料理で人気の野菜で、サラダやパスタに入れたり、ピザのトッピングなどに利用されます。3月~11月に種を撒き、25日〜50日程度で収穫できます。15cm以上あれば浅めのプランターで植えられます。

ルッコラ

また、ワイルドルッコラと呼ばれるセルバチコは、ルッコラとは異なる属の植物ですが、味は非常に似ていて、少し辛味のある野菜です。多年草でほったらかしで良いので、プランターの片隅に植えておくと良い野菜です、2~9月に種を撒き、40~50日で収穫可能。葉の形は下の写真のようにルッコラより細くギザギザしています。

セルバチコ

近年注目されている黒キャベツのカーボロネロ

黒キャベツとも言われるカーボロネロはイタリア原産のキャベツの仲間。ケールの仲間ですが、ケールより食味が良く、火を通すことで甘くなる野菜です。生食は不向きと言われますが若い葉は好みが分かれるものの、少しサラダに混ぜても食べられます。じっくり火を通すと甘みが増すので、煮込み料理や、スープなどに入れても良いです。外側から収穫していくと、中側からどんどん新しい芽が出てくる便利な野菜で、霜が降りても育ちます。種撒き時期は2~3月、6~8月、冷地では4~6月ですが15℃以上あれば発芽します。25日から40日程度で収穫できます。

カーボロネロ
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