2024年9月14日（土）〜15日（日）の2日間、パシフィコ横浜で「横浜キャンピングカーショー2024」が開催されました。神奈川県最大級のキャンピングカーショーということもあり、多くのキャンピングカーファンが会場を訪れ、大盛況。展示ブースには国内外のキャンピングカーが約130台展示され、来場者はみな熱心に各モデルをチェックしていました。今回は同イベントにソトラバ編集部が潜入し、気になったモデルをレポートしたいと思います。

12Vクーラー搭載で夏でも快適に過ごせる

ソトラバ編集部が、横浜キャンピングカーショー2024で注目した1台が、キャンパー鹿児島が手掛けた「リベロCS」です。社名のCSはクールスタイルの頭文字を取ったもので、昨今の猛暑、酷暑を乗り切るためにクーラーを装備しているのが大きな特徴です。

ベース車両には人気急上昇中のトヨタ・タウンエース（DX／GL）がチョイスされ、今やバンコンの主流であるハイエースベースに比べ、全長4065mm×全幅1665mm×全高1930mmのコンパクトなボディは日常生活で持て余すことはありません。また、ベース車両価格がリーズナブルなこともあり、車両本体価格が398万円（税込）〜となり、手の出しやすい価格設定になっているのも見逃がせないポイントです。

カジュアルだけど本格派！ リビングルームも広がる

ボディカラーはホワイトのほか、オプションとしてグレーメタリック、ベージュメタリック、ブルーメタリックの3色が追加され、全てがホワイトとのバイカラー仕上げ。エクステリアにはオリジナルのエアロパーツを標準装備し、スタイリッシュなイメージを構築しています。絶妙なカラーリングとエアロフォルムの恩恵により、商用車のイメージは完全に払拭され “オシャレなミニバン”という印象が同モデルの魅力。ちなみに登録は4ナンバーとなります。

また、車内に乗り込むと、そこはキャンパー鹿児島の真骨頂。キャンピングカーとしての実用性を重視した、しっかりとした造作のインテリアへと変更されています。シートやベッドはファブリックを基調とし、木目を活かしたテーブルや家具は高級感が漂う造りに！　車両の後部はベッドスペースとなり、セカンドシートを後ろ向きに変更し、脱着式のテーブルを使えば快適なリビングルームとしても機能します。

右スライドドアの後方にはクーラー本体が装備され、昨今の猛暑、酷暑でも快適なキャンプ、車中泊が楽しめます。同モデルはクーラーを稼働させるために2400Whのリチウムイオンバッテリーを標準装備しているので安心です。