野山でも海辺でも川でも、夏の季節のレジャーには必ず持参していきたいサンダル。アウトドアで履く際にはそのお手軽さがありがたい一方、足元が不安定なところも多いので、機能性や安全性も大切です。

アウトドアメーカーのモンベルでは、そうした点をしっかりと考慮したサンダルを用途別にラインナップ。気軽に履ける一方で履き心地や安定感にこだわり、長年にわたってバージョンアップされてきたラインナップが揃っています。

裸足でも靴下履きでも着脱しやすいサンダル

「スリップオンサンダル」は発売以来30年以上続く、ロングセラーのサンダル。シンプルでオーソドックスなモデルながら、鼻緒を輪状にして脱げにくくしてあるなど、足の負担が少なくなるよう配慮されています。

現行のモデルは5代目で、履き心地をさらに追及。鼻緒にチューブ状に織られたポリエステルテープを施し、足指の間の生地を薄めにするなどして、肌へのあたりをさらに柔らかくしています。

フィット感も改善されており、甲全体を覆っているのでサンダルが足裏から離れにくく、ばたつかないよう安定性を確保。足裏の凹凸に合わせた立体構造と表面のディンプル加工で、足裏との密着感をよりよくし、アウトソールのグリップ強化とともに滑りにくさも向上。浜辺や水辺といった、水際の散歩に向いたモデルです。

「ソックオンサンダル」と「ロックオンサンダル」は、素足でも靴下を着用したままででも履けるサンダル。「スリップオンサンダル」の機能性をそのまま備えており、キャンプや登山の際にテントの周辺でくつろぐ際に、使いやすい仕様です。

おもにリラックスタイムでの使用がおすすめですが、「ロックオンサンダル」はかかとを固定するバックストラップを備えているので、動きがある場面や履いたり脱いだりが少ない場面にも使えます。