アウトドアでのワークショップや工作プログラムで人気が高いのが、ハンドメイドのオリジナルクラフト。森や海辺などのフィールドで見つけた自然物を、自らの手で加工して、世界に一つしかないアイテムを作成するのは、創造力を満たしてくれる貴重な体験といえます。
アウトドアブランド「LOGOS(ロゴス)」では、そんなオリジナルクラフト制作体験にピッタリのキットをリリース。ナイフで木を削って食器を制作する「LOGOS クラフト手作りキット」で、「LOGOS クラフトククサ手作りキット」と「LOGOS クラフトスプーン手作りキット」の2種類がラインナップされています。
素材の質感を生かした木の温もりが心地よい食器
「ククサ」とは、北欧発祥の伝統工芸技術で作られるマグカップのこと。食器として使うほか、幸運を呼ぶ贈り物として、大切な人へのプレゼントに用いられる縁起物でもあります。ドリンクを飲む際のカップとしてはもちろん、菓子や酒のつまみなど、ちょっとした食べ物を盛る小皿としても使えます。
スプーンは素材の柄の部分が厚く、適度に曲がった持ちやすい仕上がりに加工できます。いずれのアイテムも、手にすると温もりが感じられ、飲食の際には口当たりが優しい、木製特有の質感。熱伝導が穏やかなので、熱い飲み物や料理をいただく際にも、やけどせず安心して使えます。
削って磨く2つの工程で専門技術がなくても簡単
木彫りのクラフトと聞くと、作る上で技術や力が必要で、難易度が高そうに感じてしまうかもしれません。このキットはククサとスプーンのどちらも、穴開けやくりぬき、曲面といった難しい加工は、あらかじめ済んでいるのが、うれしい点。
そのため制作作業は簡単で、木工用クラフトナイフで削り、サンドペーパーで磨けば完成です。
素材には松の木が使われていて、柔らかく加工がしやすいのに強度があり、完成品が長持ちするのが特徴。使っているうちにつやが出てなめらかになるなど、独自の風合いが出てくるのも楽しみです。
また元の素材には個体差があり、色味や形、節や傷やへこみなどがまちまち。それが仕上がりの個性につながるのも、面白いものです。クルミ油やアマニ油などの木工用のオイルを塗ると、より味わいがある仕上がりになります。