2020年から2022年の3年間のコロナ禍の中、家族キャンプやソロキャンプをする人が急増。アウトドアの人気が高まり、キャンプブームが到来しました。
このブームに繋がるキャンプ人気の火付け役となったのが、マンガ『ゆるキャン△』です。同作は2015年に連載開始され、2018年にアニメ化、2020年には実写ドラマ化もされるほどの人気を集めました。そこで今回は、キャンプブームを広げた『ゆるキャン△』のように、キャンプがしたくなるおすすめマンガをご紹介します。
自然の中で描かれる女子高生たちの日常
前述した『ゆるキャン△』は、キャンプ好きな女子高生たちがキャンプに行く姿やその日常を描いた作品。実在する場所や使用する道具などの再現性が高く、元々キャンプ好きだった人たちからも高い評価を受けています。
『ゆるキャン△』と同系統な作品でおすすめなのが、登山をテーマにした『ヤマノススメ』です。同作は登山初心者の女子中高生が登山を通じて成長していく姿を描く青春ストーリーで、アニメ化だけでなく2023年にはゲーム化もされました。またアニメとコラボしたマウンテンジャケットや、『ヤマノススメ』のロゴが入った焚き火台などのアウトドアグッズも発売されています。
アウトドアといえばキャンプ飯!
現在16巻まで発売されている『ふたりソロキャンプ』もおすすめ。キャンプといえば自然の中で味わう料理が醍醐味のひとつですが、同作には思わずマネしたくなるほど美味しそうなキャンプ飯が登場します。
お酒とお肉が大好きという作者の出端祐大さん自身もキャンパーで、SNSにキャンプ中の写真を投稿することも。作中にはキャンプ飯の詳しいレシピがあるほか、焚き火などのやり方などのハウツー、キャンプ場でのルールやマナーなども紹介。初心者の方も楽しみながら基本的なことを学べます。
食事が美味しそうなマンガといえば、『山と食欲と私』も外せません。「山ガール」と呼ばれるのを嫌う自称「単独登山女子」が主人公のマンガで、こちらも作中で飯テロとも呼ばれる料理が多数描かれます。『ふたりソロキャンプ』と同様に、YouTubeやSNS上には作中に登場する料理を作る人たちが続出しています。