焚き火を眺めながら物思いにふけり、川のせせらぎや森のざわめきを聞きながら眠りにつくひとときはキャンプの醍醐味です。でも、そんな夜の楽しい時間に、虫が寄ってきたりテントに入ってきたりしたら、くつろぐどころではありません。そうなる前にテントとタープを防虫して、快適に過ごせる空間づくりをしておきましょう。
今回は、テントやタープで使う虫よけについて、フマキラー株式会社の菅谷洋介さんに伺いました。
テント内に置いて効率よく除虫できる
【商品名】どこでもベープ 未来 150日セット
菅谷さんが愛用しているという「どこでもベープ未来150日セット」は、電池でファンが回って薬剤を拡散するタイプ。電源不要で、名前のとおりどこにでも置ける虫よけです。特筆すべきはなんと150日間も効果が続くこと(1日8時間使用時)。電池と薬剤の交換なしで、ワンシーズンずっと使えます。
「私はキャンプで常に使っています。自宅で使っているものをキャンプに持っていく感じですね。この商品は密閉された空間で使うのが正しいのですが、タープにいるときもそばに置いておくと安心感があります」と菅谷さん。
有効成分はピレスロイド系のメトフルトリンで、殺虫と忌避の両方の効果があるのだそう。匂いがほとんどなくファンの音も静かですが、知らず知らずのうちにしっかりと虫を防いでくれる頼もしい存在です。