「ソロキャンプに興味があってもクルマがないので難しい」と諦めていませんか? 関東近郊には、電車やバスを使ってアクセスできるソロキャンプにぴったりのキャンプ場があるんです。レンタルサービス充実のキャンプ場を利用すれば、移動時の荷物もコンパクトに。諦めずにぜひチャレンジしてみましょう!
人気の河川敷サイトで奥多摩の大自然を満喫
【施設名】氷川キャンプ場(東京都)
奥多摩の大自然に囲まれたロケーションが魅力のキャンプ場。新宿駅から約2時間のJR青梅線「奥多摩駅」から徒歩5分の場所にあり、多摩川上流の河川敷を利用したテントサイトでソロキャンパーから人気を集めています。
施設の中核はロッジやバンガロー。河川敷テントサイトはそこまで広くありませんが、テントを清流のそばに設営できるため、解放感たっぷり。予約制ですが、良い場所を確保するには午前中の到着がベストです。
周辺には徒歩圏内に精肉店や青果店、コンビニエンスストアがあり、買い出しや買い足しに困りません。また、管理棟脇の売店でのレンタルや備品販売に加え、敷地内のカフェ「クアラ」ではソロ用テントやタープのレンタルも実施しています。リュックひとつの身軽なキャンプを実現してみたい人にもおすすめです。
【データ】
■住所:東京都奥多摩町氷川702
■営業期間:通年営業
東京都内では珍しい直火OKのフリーサイトも!
【施設名】川井キャンプ場(東京都)
新宿駅から約2時間のJR青梅線「川井駅」で下車し、徒歩7分。先に紹介した氷川キャンプ場より少し下流に位置するキャンプ場です。近隣でのカヌー体験や、キャンプ場内ではピザ、バウムクーヘン、クレープの手作り体験プログラムなど、キャンプ以外のお楽しみも充実しています。
ログハウスやロッジ、バンガローのほか、常設テントや林間サイトなど、さまざまなロケーションが用意されていますが、目玉はやはり奥多摩随一の広々とした河川敷フリーサイト。山や川に囲まれ、マイナスイオンたっぷりに過ごせます。
河川敷フリーサイトは、東京では珍しく、直火での焚き火が許可されています。「その辺に転がる石でカマドを組み炊事する」といった、憧れのシチュエーションを再現してみてはいかが。
調理器具、BBQグリル、折り畳みテーブルやイスなど、レンタルが充実するほか、食肉も1人前から販売(要事前予約)。荷物の軽量化を目指したいソロキャンパーにもうれしいサービスが揃います。
【データ】
■住所:東京都奥多摩町梅沢187
■営業期間:通年営業